2012年12月08日 配信

12/8(土)船橋市場で「やっちゃばカレー」

ごろっと野菜たっぷりで市場風の豪快さがウリ

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 船橋市中央卸売市場(船橋市市場1-8-1)の青果部門4社の若手が協力して「船橋市場のならではの商品を生み出そう」と地元食材をメーンに使用した「やっちゃばカレー」を開発し口コミを中心に話題を集めている。

 商品名となっている「やっちゃば」とは「野菜市場」を意味する言葉で、競りの掛け声が「やっちゃやっちゃ」と聞こえる所からきているという。企画者の浅沼仁さんが同市場内で青果卸業を営む山邦青果勤務、他の企画者3人もそれぞれが櫻井青果、カネマン、八百虎フーズという青果卸業勤務である事から、「船橋には市場があるということを知ってもらう為のネーミングにしよう」と商品名を決めた。

 内容量は220グラム。レトルトタイプを採用しており、家庭や職場での調理に手間がかからず、温めるだけで簡単に素早く食べることができる。

 「やっちゃばカレー」は、千葉県産の食材をメーンに使用しごろっと大ぶりな野菜や豚肉が荒々しく入っている点が特徴。少し辛目のルーが大きなジャガイモやニンジン、千葉県産のブランド豚「マーガレットポーク」を引き立てる一品。もちろん、ニンジンは船橋産のブランドニンジン「ベータキャロット」を使用している。

 企画に取り組みはじめたのは昨年夏頃。浅沼さんの取引先でご当地カレーを専門に手掛けている「磯山商事」(茨城県鉾田市)に依頼し試作品を今年8月に完成させた。本格的に商品化できたのは今年10月にことだ。それまでの期間、4人は各地でご当地カレーを食べ歩き、カレーの味について試行錯誤を繰り返した。

 通常であれば全国各地の新鮮な青果から安くて良いものを使う「卸業」の立場だが、今回は千葉県産の食材と化学調味料を使用しない調理にこだわった。

 パッケージには、船橋市場の風景写真を散りばめたオリジナルデザインを採用、初回2500個を製造した。販売価格は630円。

 「地産地消食材にこだわり、パッケージもオリジナルデザインを採用したので高くなったが、味には自信があります」と浅沼さんは胸を張った。

 問合せは、047-423-0346(山邦青果)。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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