8/29(水) 千葉工業大学生によるロボット工作教室開催
ロボットの仕組みを体験して学べる「ロボット工作教室」
千葉工業大学未来ロボティクス学科の学生5人による、小学生を対象としたロボット工作教室が26日、千葉県立現代産業科学館(市川市鬼高1-1-3)で行われ、20組の家族がロボット工作を行った。
20人の募集に対して集まった人数は86人。定員以上の応募があった場合、抽選により20人を選ぶ決まりだが、「こんなにたくさんの方が応募して下さるとは思わなかった」と、同科学館職員は驚いた様子をみせた。
今回行われたのは、ロボットの仕組みについて学ぶ講義の後にロボットの工作とロボットの動きを決めるプログラミングまで行うというもの。同科学館で小学生対象にロボットのプログラミングを行うのは初めての試み。「ロボットの仕組みを、実際に体験して理解してほしい」という思いから、今回の構成になったという。
今回指導したのは「ロボティシャン」という称号を持つ大学生。「ロボティシャン」とは、国際ロボフェスタ協会が主催するロボット教室において功績を残した者に与えられる称号で、ロボットを主とした科学技術の発展による、社会貢献に寄与した人物を「ロボティシャン」に認定している。
「ロボティシャン」の古山晃大さん(21)は「ロボットに興味を持ったのは、昔テレビでやっていたロボットコンテストを見たから」と振り返る。「ロボットの魅力は、自分で作ったものが計算通りに動いた時の達成感である」と、古山さんは目を輝かせながら語った。「ロボットの良さを知らずに、将来の選択肢を決めてほしくない」とも。
同企画に参加した小学校5年生の男の子は「もともとロボットに興味があって参加した。今回の工作でロボットの仕組みがなんとなくわかったような気がする。将来ロボットを作ってみたい」と、楽しそうな笑顔を見せた。
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