2012年05月24日 配信

5/24(木)芝山2商店会が県内初の100円商店街開催へ

県内でも初の試み100円商店街に真打の寄席も100円で

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 芝山団地の2商店会が協力して組織した「俺達芝山運命共同体」が主催で県内初の100円商店街を26日に開催する。

 100円商店街とは、山形県新庄市で商店会全体を1つの100円ショップに見立てて開催したのが最初の商店会活性化事業。千葉県内では、これまでに開催されたことのない「100円商店街」が、芝山団地の2商店会主催の下おこなわれる。

 「100円商店街」開催のきっかけとなったのは、飯山満駅前に開店する大型スーパーの「マミーマート」。これまで団地内の商店主らは、「遠くまで買い物に行く事ができない地域の方々の冷蔵庫(保管庫)として営業してきた」という。「このまま指をくわえてスーパーが出来るのを待っているのではなく、何か地域の人々の為に出来る事をやろう」と、芝山団地商店会会長の高村清太郎さんが立ち上がった。全国の事例を調査し、芝山団地の2商店会にフィットする「100円商店街」の開催を決めたのだ。

 100円商店街には、21店舗が参加。精肉販売の「船橋市食肉加工」では、焼肉用牛肉100グラムを100円で、米販売の「米のコイシ」では、柿の種(亀田製菓)を100円で、そば処「多越」では黄金の大学芋などレギュラーメニューで対応する店から、普段取り扱いのない商品をラインナップする商店まで様々。各店舗での買い物をするとスタンプカードに捺印され5つスタンプを集めると射的やビンゴ(15時30分~)に参加できるサービスも行われる。

 また、特設ステージでは地元アンサンブルユニットの「アンサンブルMOMO」によるライブ(12時~)が開催されたり、カルチャーホールで行われる三遊亭円左衛門さんによる本格的な寄席の「百円寄席」など話題も豊富だ。

 芝山団地は、昭和52年(1977年)に入居の始まった賃貸約1600戸分譲約600戸の市内でも最大規模の大型団地。一時、高齢化の波におされた時期もあったが、都市再生機構によるマイナーリフォーム(和室中心の間取りを、洋室中心に変更など)や、東葉高速鉄道・飯山満駅の開業によって近年人気を集めている。

 問合せは、070-5456-1344(高村)。開催時間は、10時~16時。雨天決行。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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