5/23(水)第1回ふなばしフェスティバル
市内広域で「食べ歩き」「復興支援」など
5つのイベント共演
船橋駅周辺(船橋市本町周辺)の飲食店45店舗と大型ショッピング施設ビビットスクエア(船橋市浜町2-2-7)を会場に「ふなばしフェスティバル」が20日、行われ多くの参加者が船橋の街を楽しんだ。
ふなばしフェスティバルは、同実行委員会(代表・相澤友夫さん)が主催する「市民発の新しい祭り」で、今回は船橋駅周辺の食べ歩きイベント「ふなばシル」、ビビットスクエアを会場にした復興支援イベント「東北復興支援市」、船橋駅前のライブイベント「ふなきたフェスタ」、大人の為の本の読み聞かせイベント、船橋駅周辺の史跡・旧跡を巡る「街歩き」という5つのイベントからなる。
同フェスティバルでは、それぞれのイベントに実行委員長が就き、イベント同士が相互に連動しながら告知や集客を補い合う形をとっている。ポスターやのぼり、チラシなどの告知物を「ふなばしフェスティバル」の共通ロゴで統一し、市内の各所で広報を行った。
メーン会場となった、船橋駅周辺では、「ふなばシル」に参加する目的で街歩きを楽しむ多くの来場者が「ふなきたフェスタ」のライブに足を止め観覧した。今回「ふなばシル」に参加したのは45店舗。イタリアン、和食、バー、寿司、タイ料理など様々なジャンルの参加店のどこでも700円のチケット1枚と引き換えに1ドリンク&1フードの提供を受けられるというルールで飲食店のハシゴを楽しむというものだ。
「ふなきたフェスタ」は、普段船橋市内で活躍している若手ミュージシャンを駅前の特設ステージに呼びライブパフォーマンスをさせるというもの。今回は11組のミュージシャンが登場し場を盛り上げた。
ビビットスクエア会場で行われた「東北復興支援市」には、宮城県石巻市から牡鹿半島の小網倉浜でほや養殖漁を営む漁師「大漁プロジェクト」のメンバーや「田代島にゃんこプロジェクト」のメンバーが訪れ、震災後自らが種付けした「牡蠣」3,000個を持ち寄り無料の試食を行い、津波で流されてしまった生産手段を復活させる試み「一口オーナー制度」のPRをおこなった。
また、県内の被災地「旭市」からは、生産者団体の「うなかみの大地」や「旭農産物直売所研究会」のメンバーが出店し、旭市から採れたて新鮮な野菜の販売を行った。市内広域で行われたふなばしフェスティバルに多くの市民が来場し船橋の街を盛り上げた。
しかし、「『東北復興支援市』では3,000人の方が石巻市の牡蠣の無料試食をしたにもかかわらず一口オーナーが集まったのは11口。震災から1年が経って支援えの意識が薄れてきているのを実感した」と、同実行委員会広報担当の山﨑健太朗さんは語った。
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