2011年04月23日 配信

4/23(土)来たれ!デュエリスト ムルムル杯開催/カードSHOPムルムル

普段の姿はボリューム満点の定食屋

休憩時間には小学生から高校生まで世代を超えた

熱いバトルが繰り広げられる

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 定食屋まるそ(船橋市本町2-11-29)では、休憩時間を活用し小学生を中心とした世代向けにカードゲームコーナーとして店内を無料開放している。平日は15:00~18:00、土日は12:00~18:00で行われている無料開放だが、月に2回程度土日を中心にデュエルマスターズ、遊戯王など流行のカードゲーム大会を開催している。

 この日訪れていた中学生は「これまではカードゲームをやる場所がなかったから一人で二つ三つのデッキ(カードの手持ち札)を使用して一人バトルを行っていた。ここ(ムルムル)が出来てからいろんな年齢の友達ができバトルできる様になった」と語ってくれた。カードSHOPムルムル店長の加藤一輝さん(22)によると「この周辺にはカードで遊べる場所がないんです。子ども達の通える学区内にこのような施設を作りたかった」と語る。

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 カードSHOPムルムルは、ネット上でも話題にのぼっているという。この日、大会に顔を出していた週に数回は来店するという高橋幸太郎さん(15)は「ネット上でこの店を知りました。他の店と比較しても商売っ気がないから純粋に楽しめるところが気に入っている」とコメント。過去にはムルムル杯に岩手県からも参加者が訪れたこともあるという。子供達が安心して遊べる場所は、子ども達自らが発達した情報収集能力を駆使して探し当てているようだ。

 また、同店では初めてカードに触れるというビギナーも応援している。「友達に誘われて始めて来店した。まったくカードに興味なかったのでルールもわからない」と初来店の田中佑典くん(10)。「最初は、カードなんて…と思っていましたがルールを覚えたら楽しかったので段々と夢中になりました。興味のある方は気軽に来店してください。丁寧にルールを教えるのでみんなで楽しみましょう!」と加藤店長は笑顔で応えてくれた。

 20数年前までは、街の片隅でよく見かけた駄菓子屋の風景。もんじゃ焼きを食べるテーブルの脇で近所の子ども達がメンコやベーゴマに興じた昭和の時代。同店ではその頃のレトロな空気感を今も持ち続けているのだ。

被災地へ送るカードを募集中!

デュエルマスターズ、遊戯王、ヴァイツシュヴァルツ…

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同店の呼びかけに既に上記のカードが

寄せられている。

 

 同店の表の顔である定食屋まるそでは、店主の添田さんが18才まで福島県で育った事もあり今回の震災に対し並々ならぬ思いを抱いている。その為、避難所生活を続ける子ども達の為に各種カードゲームの『使用していないカード』を募集している。前回は、約2000枚に及ぶカードを被災地へ送ったが、ある程度のカードがまとまり次第、次の被災地へも送ることを計画しているという。

問い合わせ先は、080-1987-6020(加藤)090-8115-5848(添田)まで。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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