2010年12月16日 配信

12/16(木)在宅ターミナルにおける訪問介護の役割/千葉県在宅サービス事業者協議会

最期の時をどこで誰と向かえますか?

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 千葉県在宅サービス事業者協議会では、福祉の人材確保及び人材の定着の為定期的なセミナーを開催しスキルアップを図っている。今回は、在宅ターミナル(ガンなどの患者が最期の時を自宅で迎える事)における訪問介護の役割について、がん患者の看取りで全国的に知られている医療法人修生会さくさべ坂通り診療所の大岩孝司医師を招き講演会を行った。

 大岩氏は「がんに関する多くの人の思い違い」についてふれた。幻覚作用が見られたり吐き気が出るなどの副作用がひどいことから手の施しようがなくなった最期の時に使用する薬という印象が強いモルヒネだが、むしろがん患者の痛みをとる薬としては最も安心なのだという。健常者が使用すれば中毒になってしまうが、がん患者の辛い痛みを取るために使用した場合は、いくら使用しても中毒になることはないのだという。きちんとした方法で使用すれば安心なのだという。こういったターミナル期における多くの誤解について一つ一つ紹介し、解説してゆくことで訪問介護の役割を説明した。

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MyFuna編集部

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