10/9(金)外国人のための応急手当普及員講習
/市消防局救急ステーション(医療センター隣)
外国人向けの応急手当普及員講習を実施
船橋市消防局では、市内に住んでいる外国人の方に救命救急の指導者資格を取得してもらおうと『船橋市国際交流協会』の協力を得て外国人のための応急手当普及員講習を実施した。
応急手当普及員は、全国の各自治体単位で認定する公的な資格で、一般の方を対象とした『普通救命講習』や『上級救命講習』を普及員本人が独自に開催し、修了証を付与できる権限を持っている。
船橋市内には現在のところ1万1681人(平成21年9月末現在)の外国人登録がいるが、日本語を話すことが出来ない者も多く、近くおとずれると言われる関東圏の大地震に際し、言葉の壁による『震災弱者』になる恐れがある。
これらの登録外国人に対し、母国の言葉で講習を行い、非常時に自助救命、共助救命を行うことが出来るように普及員の資格を取得させようというのが狙い。
この日は、自発的に申し出て救命普及員に志願した8名の外国人が講習を受講した。講習の中で「非常時には、パニックを起こし冷静さを欠く人が多いので、少しでも力になりたかった」と参加者の一人は語ってくれた。
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