3/30(金)芝山団地商店会で「人生ゲーム」イベント
高校生ボランティアも多数参加
東葉高速線飯山満駅近くの商店会「芝山団地商店会」(船橋市芝山3-10ほか)で3月25日、「第2回芝山団地商店街まちあそび人生ゲーム」が開催され、約1000人が参加した。
同企画は「人生ゲーム」を販売する玩具メーカー「タカラトミー」が協力。「まちあそび人生ゲーム」は、2013年7月にNPO法人出雲まちあそび研究所(島根県出雲市)がタラカトミーの協力を得て完成したリアル版人生ゲーム。
「人生ゲーム」のルール通り、商店街に並んだ店舗をマスに見立て、各店に置いてあるルーレットを回し、自身が進んでいく。参加者はまず受付で職業カードを引き、専用通貨で初任給をもらう。その後、各マス(店)では専用通貨をもらったり、支払いが生じたり…と人とのやり取りが生じ、交流が生まれる。
最終的に手元にいくら残ったかをゴールで集計してもらい、その額を競うというもの。「まちあそび人生ゲーム」のサブタイトルには「人と人をつなぐ。街を元気にする」とも書かれているように、各店でのやり取りが同企画の魅力ひとつとなっている。
同商店会では昨年3月に第1回を開催している。その際、同企画を取り入れた商店会は関東圏内で同会が初だった。「昨年の来場者アンケートの結果は、『満足だった』という回答が100%だった。想像をはるかに超えた結果でした」と同商店会の会長高村清太郎さん。
「2018年は『人生ゲーム』の誕生から50周年を迎える年。その50周年記念事業の一環として、タカラトミーさんのほうからお声掛けいただいた。ちょうどまた開催したいなと思っていたところだったのでぴったりだった」と高村さん。「私たちの商店会が目指す姿のひとつに、『子どもたちの思い出の場所になる商店街』というのがある。この企画は子どもたちが参加して、楽しかったという記憶に残るものになるはず」とも。
参加者の中には、家族での参加のほか、小学生の友達同士で参加している姿も多く見られ、参加店舗32店舗の各所で笑い声があふれていた。
参加店舗は芝山団地商店街の店舗以外に、市内を中心に活動するゴスペルグループや劇団といった、高村さんの知り合いなども参加した。
また会場各所にはたくさんのボランティアスタッフの姿が。「ボランティアは地元の子たちが多く通う、船橋東高校の生徒がたくさん。卒業生も手伝ってくれていて、自主的にみんながいろんなアイディアを出し、みんなとても優秀です」と高村さんは話す。
6歳の子どもと参加していた30代主婦は「はじめて参加した。各ブースでの盛り上げ方が楽しかった。けん玉やお箸で豆掴みなど、昔ながらの遊びも取り入れらているのもいいなと思った」と感想を話した。
さまざまな企画で商店街を盛り上げる高村さん。今回は前日24日に「100円商店街」も開催。次のイベント開催は9月頃に「100円商店街」を予定している。
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