2018年03月15日 配信

Lapleオーナーの徳山千恵さん(写真左)

3/15(木)船橋北口のHawaiian Cafe&Bar Lapleが3月末閉店
オーナーが夢だった「お母さん」になり、子育てに専念

 船橋駅北口から徒歩3分ほどのHawaiian Cafe&Bar Laple(船橋市本町5-1-9 TEL047-4116058)が3月30日の営業をもって閉店することが分かった、長男義晃くんの出産を経て子育てに専念するためだという。

 同店は、2014年7月20日の海の日にOPEN。当時25才だったオーナーの徳山千恵(当時は旧姓で藤沼千恵さん)さんが「大好きな海と夏をキーワードに、みんながリゾートといえば真っ先に思い浮かべるハワイをコンセプトに」と開店。

 店舗面積は、約10坪。カウンター6席、テーブル3セットの合計15席。昼は、入口方向からの外光を受けてクリーム色の木目調をした壁紙が清涼感のあるビーチ沿いのカフェのイメージ、夜は茶系照明に照らされた店内が大人のムードを演出する。

 昼間は子連れママから大人の男性。ハワイ好きな人の集まりやママ会、ワークショップや各種交流の場としても利用され、夜は女子会や一日の疲れを癒す目的で訪れるサラリーマン、OL、経営者層など幅広い層から支持されていた。

 徳山さん自身「お店を作った事でたくさんの方と知り合えました。お店を通じてお客様同士が新しい出会いを持てたり、スタッフや友達の縁がつながったり。たくさんのものを得ることができました」と、3年半を振り返る。

 閉店後はしばらくの間、子育てに専念するという徳山さん。子どもの頃から夢だった「お母さん」になったことで人生の目標に立ち返った。社会人になってからも「子どもができてもキラキラした女性でいたい、私生活も家族も仕事も充実した大人の女性になりたい」と走り続けてきた彼女にとって、閉店は大きな決断だった。

 「店も子育ても両方とも全力でやれるんじゃないか」、「自分ならできるはず」。積み上げてきた自信と、初めて経験する子育ての間で大きく気持ちが揺れ動いたという。 徳山さんのブログ「Hawaiian Cafe&Bar Lapleオーナーchieの気まぐれBlog」の中でも彼女の揺れ動く気持ちは正直につづられている。

 自分に素直に生き、全力でチャレンジする彼女の姿に後輩の女の子たちは憧れ、男性経営者は称賛をおくり応援してきた。今回の閉店決定にも多くの残念がる声が寄せられたという。

 「最終的に閉店することを決めたらこれが一番正しい道だった気がする」とスッキリした表情を見せる徳山さん。30日の閉店に向けて24日、25日の二日間で「Laple Mahalo party」と題したイベントも実施する。会費3000円で軽食とワンドリンク付き、2杯目以降はキャッシュオン会計。17時~24時。

 ラストランイベント以降も26日の定休日を挟んで27日~30日までは通常営業を行う予定だ。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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