2/8（水）船橋西図書館で「吉澤野球博物館野球資料展」

水原茂展と野球書籍展の2本立て

　船橋市西図書館3階多目的室（船橋市西船1-20-50）で現在、「吉澤野球博物館野球史料展」が開催されている。

　同展は2月7日～12日は「水原茂展」、2月14日～3月12日は「野球書籍展」と2期に分かれて開催、2月11日には「水原茂と野球」というテーマで元プロ野球選手でもあり船橋市スポーツ総合展示企画等アドバイザーの江藤省三さんのギャラリートークも行う。

　第1期の「水原茂展」では水原茂さんにスポットを当て、水原さんの家族から寄託を受けている日本シリーズ勝利監督賞の盾やトロフィーなど約50点を展示。

　水原さんは昭和25年に読売ジャイアンツの監督に就任し、昭和26年から34年まで連続優勝に導いた名監督。その後、東映フライヤーズ、中日ドラゴンズでも指揮を執り、昭和52年には野球殿堂入りを果たしている。

　第2期の「野球書籍展」では、吉澤野球博物館から寄付された大正時代から昭和初期を中心にした野球雑誌と書籍約50点を展示。吉澤野球博物館は平成26年3月に閉館、同館の資料は平成27年11月に船橋市に寄付された。

　市川から来場したという紫藤さんは「水原監督は小学校時代のあこがれの人。トロフィーや盾など、どれも見入ってしまいます」と、当時を懐かしんだ。

　「吉澤野球博物館の閉館後は、野球ファンの方からの問い合わせも多くあります。今回の資料展で少しでもたくさんの方に楽しんでもらえれば」と船橋市教育委員会文化課の藤澤麻子さん。

　江藤省三さんのギャラリートークは2月11日14:00～14:30、西図書館3階多目的室で開催。先着50人で2月8日現在申し込み受け付け中だ。同企画展の開催は3月12日まで。申し込みは船橋市教育委員会文化課047-436-2894まで。

 

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