2017年05月15日 配信

5/15(月)船橋市広報官・小野寛昭さんの任期延長
平成30年7月末まで延長決定

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 広報官小野寛昭さん  

 松戸徹市長による「船橋の魅力を市内外の皆さんに知ってもらうために、情報発信力の強化を図る」という公約を基に一般公募で採用した広報官、小野寛昭さんの任期が1年延長(最長2年まで延長が可)されることが決まった。

 小野さんは神奈川県茅ヶ崎市出身だが、大学卒業後、「舞浜リゾートホテルズ(のちにミリアルリゾートホテルズに商号変更)」に入社。営業部で広報や企画、マーケティングなどを中心として約15年働いた。それまで浦安市で暮らしていたが、結婚を機に船橋に居住地を移したというが、そこで目にしたのが「広報ふなばし」の広報官募集の記事。

 向上心から、最初は軽い気持ちで船橋のことを調べていたというが、「調べれば調べるほど、その魅力に引き込まれるようになった」と小野さん。本格的に取り組み、家族の同意も得て論文を提出し、応募多数の中から採用1人という狭き門を見事くぐり抜けた。

 そして任期の3年が経過。プレスリリースの見直しや配信先の拡大などの広報活動から、テレビ局への積極的な取材対応、船橋ロケーションガイド「ふなばし撮ぉりゃんせ」の立ち上げ、広告宣伝として30秒CMや「まっぷる船橋版」、外国版リーフレットの作成などに取り組んだ。

 ウェブサイトでは魅力発信サイトとして「FUNABASHI Style」「撮ぉりゃんせ」「ムービーコレクション」を立ち上げ、若手職員や管理職向けの庁内教育まで、これまでの民間企業での経験を糧に、数多くの企画に取り組み、実績を上げている。

 ドラマや映画のロケ地を通して積極的なPRをしているというが、「最近は1日1件程度、ロケに関する問い合わせがあります」と小野さん。これからは、小野さんが広報課職員と組んでいるチーム「ふなばし魅力発信係」の個々のスキルアップや、船橋市出身の森沢明夫さんによる原作映画「きらきら眼鏡」のサポート、さらには庁内の魅力発信の理解促進、船橋市観光協会との連携強化など、これからもさらに戦略的にPR活動を進めていくという。

 また、船橋市は今年2月、住宅情報サイト「HOME’S」(運営:ネクスト)で、「買って住みたい街ランキング」の1位に輝いた。「そういった結果を耳にできたのはとてもうれしかった」とほほ笑む小野さん。船橋の魅力発信に向けて、更なる効果が期待される。

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小野さんと「ふなばし魅力発信係」の森さん(右)と増渕さん(左)  

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

大西俊子

大西俊子

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