2017年08月18日 配信

8/18(金)船橋市地方卸売市場そばに「和風イタリアン酒場だるま」
ヨーロッパ食材輸入会社の飲食部門として

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 船橋市地方卸売市場の近くに、イタリア直輸入の素材を使用して本場の味を提供する「和風イタリアン酒場だるま」(船橋市宮本6-2-27、TEL 047-460-0417)がオープンから約2ケ月を迎えた。

 運営するのは、ヨーロッパからの輸入食材を扱う「ミルトス」(神奈川県川崎市)の代表取締役・盛宗一郎さん(40)。以前同じ場所にあったチキンラーメンの店「ラ・シゴーニュ」のオーナーが、盛さんが別に運営するキックボクシングジムDUROGYM(千葉市美浜区)の会員だったため話しをもらい、後を引き継ぐ形で自社が扱うイタリア食材を中心とした店としてオープンした。

 店名の「だるま」は、これまでさまざまなピンチに見舞われながらも、全てをチャンスに変えて乗り越えてきた盛さんの「七転び八起き」の人生だったことから名付けたという。また、「だるま」と名の付く店にうまい店が多かったことも理由のひとつとも。店長を任されているのは、同ジム会員のWさん。東京都内を中心に約8年間飲食業界に携わり、その経験と知識、接客が好きなことが決め手となり店長として店に立つ。

 10坪の店内は和モダンを基調とした落ち着いた雰囲気のインテリアでそろえ、カウンター8席と奥に8人まで座れる座敷がある。扱うイタリア食材は、全て盛さんが現地の生産者から直接買い付けてきたもので、大手の飲食店や企業には数が回らない希少なものばかりをそろえている。「有機野菜のトマト煮込み バケット付き」(550円)、一粒一粒手摘みした「グリーンオリーブ」(300円)、「ブルーチーズ」(300円)、16ケ月熟成した「生ハム」とチーズ盛合せ(980円)、日本社団法人チーズ協会監修の「4種のチーズフォンデュ」(980円)など。

 ドリンクは、グラスワイン、ハイボール、イタリアンビール(以上500円)、ボトルワイン(1950円〜)など、輸入会社の強みを生かしリーズナブルに提供する。また、ジムの会員やスポーツをしている人たちも気兼ねなく食べられるようにとヘルシーなメニュー構成にもこだわっている。

 店長のWさんは「ゆるい雰囲気なので、お一人で来る女性も多いです。誰でも気軽に来て元気になってもらえる店にしたいです」と話す。盛さんは「これまでは企業や飲食店に食材を卸すだけだったが、店を出したことにより例えば『このオリーブを育てているシチリアのおばちゃんはこんな人でね』など、生産者の想いを直接お客さんに伝えて美味しいと喜んでもらえることが何よりも嬉しい。地域の人に喜ばれ、コミュニュティの場として地域貢献できる店を目指していきます」と笑顔で話した。

 今後は、イタリアンだけでなく、和食メニューや珍しい銘柄の日本酒などにも力を入れていく予定。

営業時間は18時〜24時。土曜日曜定休。チャージ200円。

<※2018年3月1日から日曜・祝日定休に変更>

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
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