2017年06月29日 配信

6/28(水)海神の集会スペースで「Chouette.素敵な小物たち」
16人のハンドメイドママ作家らによる展示販売会

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 船橋市内でママ作家によるこだわりハンドメイド作品の販売が熱を帯びている。海神エリアを中心に展示販売会を実施している「Chouette(シュエット)」は6月28日、アインスハイム海神(船橋市海神5-29-21)の集会スペースで14回目となる企画展を実施した。

 市内各地域でママ作家がチームを作り展示販売会などを実施、子育てママを中心に多くの来店者を集めていることで各方面からの注目を集めているこの動き。チェーン店が台頭し、人と同じものを持ちたくないというニーズがママたちの間で表面に出て来るようになりました」とChouetteを主催する古宮麻美さん。古宮さん自身も、小学校3年生と中学校2年生の二人を育てている子育てママさん作家だ。

 同チームの結成は、2年前の11月。古宮さんが、主婦業の傍ら小物を作り始めたのがきっかけ。販売会に出品し、都内に行かなくても地元で良いものを出品しているママ作家が数多くいることを知った。「みんなママなので大金を出して出店するのは負担が大きくて無理。地域密着でできないか考えていたんです」と、古宮さん。「出産前はパターンナーとか、手に職を持っているママは意外に多いんです。でも、子どもが小さいのでまだ復帰はできなくて」とも。

 同集会所のスペースは、15坪ほど。少し手狭な感じがにぎわっている感じをいつも作り出せるのでちょうど良いという。同チームで扱う作品は、バザーやフリーマーケットに出品するものとは一線を画している「ちょっといいもの」を中心に作家に声掛けをしているという。

 展示販売会には、目的意識を持った来店客が多く訪れるのだという。「幼稚園、保育園に子どもたちを送り出した後。皆さん、午前中の自分の時間を使って家事の合間にのぞきに来てくれます」と、古宮さん。

 同所での開催は、2カ月に1回のペースで次回は8月に予定している。ここ以外にも、すぐ近くの建築関連業「セナリオハウス」で年1回、海神商店会でも朝市やイベントの開催に合わせて定期的に出店している。また、西船橋や海神近辺の飲食店とのコラボで展示販売を実施することも。

 回を重ねていくごとに認知度が向上、これに合わせて売上も伸びてきているという。古宮さんによると、「今の2か月1回の出店がちょうどいいペース。みなさんママなので、主婦業をしながら空いた時間で作品作りや展示販売会に参加しています。間に、商店会やセナリオハウスさんでの販売もあるのでこのペースで続けていきたい」という。

 あくまで主婦業を主体に置きながら、空いた時間を有効に活用して自分の時間を作品作りに充てる。小遣い程度の収入にしかならないというが、無理せず、赤字にならず継続して続けられるのが大切なようだ。

 こうしたママ作家たちの活躍は、商店会や企業の集客、地域戦略上も無視して通れないほど地域に根を張り、コミュニティの醸成に役立っている。

 

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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