8/30(火)松戸市長が市内の100歳男女宅を訪問
敬老の日に合わせた恒例事業
敬老の日を間近に控えた8月29日、松戸徹市長が市内在住で100歳を迎えた高齢者宅を訪問、花束と記念品を贈った。
この日、松戸市長が訪問したのは海神在住の栗田藤治郎さん(100)と丸山在住の寺澤つるさん(99)の二人。栗田さんは、今年5月に満100歳を迎え、寺澤さんは来年1月に万100歳を迎える。
15時に訪問を予定していた栗田さん宅で、笑顔の歓迎を受けた松戸市長は、花束と記念品を手渡すと、本町通りの変化について話題を向け、栗田さんが話す戦時中の思い出話に耳を傾けた。
酒・たばこなどは飲まず、時代劇が好きで毎日のように衛星放送で視聴するという栗田さんは、当時の様子をはっきりと思い浮かべ、しっかりとした口調で思い出話に花を咲かせた。
栗田さんは、北区王子の出身。就職で船橋にやってきたという。本町通りに店を構える乾物商に見習いとして入店。メキメキと頭角をあらわしていき、 専務として店の営業部門を切り盛りした人物だという。商いが大きくなるにつれ、時代とともに大企業になっていった過去の取引先との思い出などを語ると松戸 市長は子どものような真っ直ぐな目を向け、栗田さんの話に聞き入った。
この日は、16時からの予定で丸山在住の寺澤つるさんも訪問。敬老の日にちなんだ市長による100歳を迎える高齢者の訪問は毎年の定例事業となっている。
船橋市の発表によると市内で今年100歳を迎える長寿者は、8月1日現在で男性25人、女性179人の合計204人。最高齢者は、明治41年8月10日生まれの越川とくさん(108)、男性では大正元年9月18日生まれの仲村隆さん(103)。
船橋市では、65歳以上の高齢者が人口比23.2パーセントの14万6182人。75歳以上になると同10.6パーセントの6万6913人。100歳以上に至っては同0.03パーセントの204人となっている。
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