2017年02月25日 配信

2/25(土)山口横丁に女性専用サロン「りすの雨宿り」

京風町屋をテーマにアロマと漢方で

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 山口横丁の京成線高架下そばで「りらくぜーしょんさろん 茶・癒・療~りすの雨宿り~」(船橋市本町4-16-31、TEL 080-4168-4136)が2月8日にオープンした。

 同店では冷え性やむくみなどの女性特有の悩みを対象にした施術メニューで構成しているため、女性専用サロンとして展開している。また、「周りを気にすることなくゆっくり過ごしてもらいたい」と、施術の際は全フロア貸切としている。そのため、「予約と新規の来店はそれぞれ1日1件まで」を徹底する。

 店舗面積は約12坪、施術室と休憩室がそれぞれ1部屋ずつ。店内は和風小物やインテリアで京都の町家風のテイストに整えられており、施術はアロマと漢方をメインに症状に合わせて行っていく。

 施術メニューは、プリンセスネロリ、ダマスクローズ、ラベンダーの花精油をたっぷり使い、保温効果の高いホットストーンを使った「花雫と石の温もりアロマリンパトリートメント」(60分8,000円)や、日本の伝統療法である整体をベースにさらにほぐしやストレッチが盛り込まれた全27手の本格派整体「和道整体」(40分4,000円)など。

 中でも、生薬配合の五臓六腑別アロマ精油使用した「十二経絡漢方アロマトリートメント」(60分9,000円)を受けることができるのは千葉県では同店だけなのだという。他にも、ヘッドスパや足つぼなど多様なメニューを用意する。

 また、施術が終わった後には抹茶と薬膳スイーツを提供。休憩スペースでゆっくり過ごすことができるのも同店の特徴。子連れでも施術を受けることができ、親子連れで来店する利用者も多い。

 23歳の頃からエステ業界に勤め始めた店主の石橋さん(34)。OL時代にふらっと前を通った整体院の先生に「うちで働いてみませんか?」と声をかけられたことがきっかけ。「ものは試しに、とそれから土日で見学に何回か行き、そこで施術に使用していたアロマにハマってしまいました」と話す。

 その後、アロマと合わせて漢方の勉強も始め、23歳で都内のエステサロンに勤め始めると、同じ症状でも不調のもとは人それぞれ、療法には人の数だけあると気づき、つらい症状になる前に打つ手があるはずと代替療法を学びはじめ、今では民間療法、薬膳学、オイル学などさまざまな手技を学んだ。

 精力的に仕事に打ち込んでいた石橋さんだが、結婚後28歳で子どもが産まれると、仕事帰りの利用者が多いという業界の特色から、家庭と仕事とのバランスがとれなくなった。

 生活の変化をきっかけにサロンを退職し、5年間整体のみの店舗に転職し、子どもと過ごす時間を優先して過ごしたが、「いつか自分の店を持ちたい」という夢をかなえるため、子どもが小学生になるこのタイミングでの起業を決心したという。

 同店のコンセプトも、サロン時代の利用者の「リラクゼーションサロンは入りづらい、値段が高い、時間がない、隣の人が気になってしまう、男性がいるのが気になる」といった声を参考にした。店名「りすの雨宿り」の「りす」は、「りすと(素材)、すぺしゃりすと(技術)、りーずなぶる(低価格)の3つの意味があります。

 実はもう一つあるんですが、来店者の方だけにお伝えしています」と笑う石橋さん。家庭や仕事など日々忙しく過ごす女性のひと時の休憩場所として「雨宿り」がついたという。

 石橋さんは「身体や心の悩みはアロマや漢方で改善に向けて手助けができると思っています。女性に喜んでもらいたいという気持ちをこれからも大切にしていきたい」と話す。

 営業時間は10時~18時(事前の予約で18時~施術可能)。月曜、日曜定休。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
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