2017年06月04日 配信

6/4(日)八千代緑が丘のAUTO CAFEで超希少車販売開始
「イセッタ」「モーク」など、輸入希少車に絞って展開

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 船橋と八千代市の市境にある「AUTO CAFE」(八千代市大和田新田1143-39 TEL047-459-9200)で5月から、国内でも稀にみる珍しい車「イセッタ」の販売が行われている。

 同社は、八千代市出身の秋葉英貴さん(42)が創業。学生時代から車が好きだたという秋葉さんは、大学卒業後中古車買い取り大手に就職。「30歳までに社長になりたい」と考え、29歳で起業。

 起業当初は、通常の国産車も扱っていたという同社。経営を続けていく中で秋葉さんの趣味も伴い、輸入車をメインに扱うようになった。国産車の場合はスーパーカーを中心に珍しくて状態も良い車だけを扱うのだという。

 秋葉さんが創業したのは13年前、区画整理事業によって創業の場所からの移転を余儀なくされ、代替え地として現在の場所に移転することになった。区画整理地から駅に最も近い場所への移転、「自社だけで使うのではもったいない街のランドマークになるビルを建てよう」と、秋葉さんは考えた。2015年10月にAUTO CAFEビルが完成。著名な建築家がデザインした同ビルは、1500店以上の応募から「第47回ストアフロントコンクール」で金賞に選ばれた。

 「AUTO CAFE」という社名は、「いつかカフェスペースのある店にしたい」という秋葉さんの思い、「ネットカフェ的に使ってもらいたい」というコンセプトにあるという。友人でシンガーソングライターの児玉国弘さんがこの思いに共感、ビルの完成に合わせて1階角に「カフェ ノクターン」を開店。美と健康、子ども関連などビルの入居者も決まし秋葉さんの思い描いたビルのイメージに近づいた。

 輸入車販売の「オートカフェプレミアム」と、国産希少車取扱いの「オートカフェセレクト」という二つのサービスを展開する同社。その他、同ビルへの移転を機に「オートカフェファクトリー」という自社工場も併設した。工場の責任者 石川さん(30)は、親戚からの紹介で、もともと同社の顧客でもあったという。

 「弊社に1年いたら、普通にディーラーさんの工場で働く10年分くらいの経験を積めます。そのくらい変わった車ばかりがやってくるんです」と秋葉さん。「車好きにとっては天国みたいな工場。見たことの無い車やずいぶん昔の車、ものすごいスーパーカーまで扱わせてもらえるのですごい経験を積めます」と、石川さんも話す。

 5月末に販売開始ししたBMW社の「イセッタ」は、バブルカ―と呼ばれかつて一世を風靡した。今なお、車愛好家の間でその独創的で先進的なデザインが話題に上るが中古流通市場で見かけることの無い希少車。今回販売開始した車両は、フルレストア済で内装から板金塗装まで丁寧に仕上げられている。

 そのほかにも、国産スーパースポーツカーの代表として名高いホンダ社製の「NSX」(1995年製2.4万キロ)や、ビーチバギーとして一部の愛好家から熱烈な支持を受けている「モーク」も仕入れた。しかし、「モーク」は「社長が自家用として使うみたいです」と石川さん。世界中の希少車両を集めて修理・整備して販売する同社、「クラシックカーや輸入車の愛好家が安心して車を購入して乗り回せるように工場の規模を拡大したい」と、秋葉さんは将来の目標を話した。

 営業時間は、10時~19時。月曜定休。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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