2016年09月01日 配信

9/1(木)京成バラ園で初の開花
大きさと形と臭いが特徴

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 開花時の様子  

 

 京成バラ園(八千代市大和田新田755、TEL 047-459-0106)で8月28日、世界最大級の花を咲かせる「ショクダイオオコンニャク」が開花した。

 

 同植物はサトイモ科コンニャク属で、原産国はインドネシア・スマトラ島。絶滅危惧種に指定されている希少種になる。開花は通常7年程度になり、同園では12年前に苗から栽培を始めたが、開花したのは初めて。

 コンニャクの花は小さな花が集まった形状で、オオコンニャクは集合花としては世界最大の花として知られる。同植物の名称は、開花した状態がろうそくを立てた燭台(しょくだい)に似ていることから名付けられた。

 

 花は2日ほどでしぼんでいくが、虫に花粉を運ばせるために肉の腐敗臭のような臭いを発することでも知られる。花びらに見える「仏炎苞(ぶつえんほう)」の直径は最高で86センチ、中央の花の軸は1メートル52センチの高さまで伸びた。

 

 京成バラ園ローズガーデン内大温室にて展示中。同園では、開花状況を公式フェイスブック等で毎日更新している。

https://www.facebook.com/keiseirosegarden/

 

 営業時間は10時~17時(月によって変動あり)。無休(9月~11月・天候により臨時休業)あり。

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開花から2日たった様子

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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