2018年01月14日 配信

1/14(日)鎌ヶ谷のきらりホールでゆにぃ~く&ぴぃ~す公演
ミュージカル「笑顔!万歳!じゃじゃじゃじゃーん!」

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 船橋市を中心にメンバーを集め活動している市民劇団ゆにぃ~く&ぴぃ~すの5回目にあたる定期公演「笑顔!万歳!じゃじゃじゃじゃーん!」が鎌ヶ谷市のきらりホール(鎌ヶ谷市富岡1-1-3)で行われた。

 同劇団は、2014年に旗揚げした市民劇団。赤石ゆかりさんが代表で、運営・デザイン・小道具などを担当するあみちえさんと一緒に立ち上げた。演出・脚本を担当する岡元邦治さんと、音楽総監督として指揮する小松優一さんを巻き込んでこれまでに毎年1回の公演を行ってきた。

 ミュージカルの要素にヨサコイソーランのダンスエッセンスを盛り込み、「一人一人が大切なたった一つの大切なピース。みんな違ってそれでいい」をテーマに一人一人の演者が持っている個性を活かしたオリジナルの脚本とパーソナリティを把握した絶妙な配役が見せ所になっている。

 演出を担当する岡元さんは、「みんなの力に助けられて何とかやれている」と話すが、出演者の全員が口をそろえて「元さん(岡元さんのこと)の演出がすごい。心の闇の部分を冷静に見つめられて、役の中に表現されてしまう」と、認める観察眼の鋭さが同劇団の求心力を生み出しているようだ。

 「彼は、とても深い心を持っていて、みんなを認めて、みんなを受け止める。一人一人と真剣に向かい合って、真剣に表現している。舞台という枠をはみ出して、みんなと向き合い時に戦っている」と岡元さんをよく知る友人はSNS上で評価する。

 時に人と会うのが怖いと感じている人が同劇団のドアを叩く。心に傷を持っている人の場合もある。心身に障がいを持っていう人の場合もある。そうした全てを岡元さんが演出に取り込み、劇団に参加する全員で正面から受け止める。

 そうして作られたその年の演者のためのオリジナルの脚本に沿って半年間かけみっちりと稽古が行われる。稽古の中で見えた人間関係から岡元さんが脚本や台本を変えることもしばしばだという。それぞれの個性が痛いくらいに表現されているから演者の演技にも血が通うし、それぞれが居心地のいい居場所を感じるようだ。

 そうして作られた今年の脚本「笑顔!万歳!じゃじゃじゃじゃーん!」は、架空の町会を舞台に進められる。

 町会の人間模様と街をそれぞれの立ち位置で真剣に愛している町会の仲間たちが登場し、一つのプロジェクトを進める。実行に向けて練習をする中ですれ違いが生じ、互いに自己主張をし、傷つけあう。

 その過程で互いに理解を深め合い、認め合ってていくというストーリィ。ここに、死神界から個性あふれる3人の死神が密接に絡み合い、時にユニークな演出で場を盛り上げていく。

 同劇団は、毎年春先から夏にかけて新規・追加の団員募集をし、定期公演に向けて舞台を創り上げていく。

 舞台音楽とコーラスを提供するのは、船橋を中心に活躍するシンガーソングライターの小松優一さんと彼がプロデュースする「ネクストジェネレーションズ」。今回の公演では、鎌ヶ谷市で活躍する和太鼓ユニット「USAGI」も参加、舞台に花を添えた。

 これらすべての個性と才能をすべてごった煮のように取り込みながら、フィナーレまで飽きさせることなくテンポよく話が進む。観客席も巻き込んだ演出で締めくくると、観客は一様に笑顔で客席を後にする。初回の公演からついているファンの中には、午前午両方の公演を観る人も多いという。

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