2017年10月13日 配信

10/13(金)「毎日どこかで子ども食堂」をコンセプトとした「カカワリ食堂」
店舗の協力で毎日の子ども食堂を実現

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右から中林さん、ルンピニブッタの店長  

 「毎日どこかで子ども食堂」をコンセプトとした「カカワリ食堂」が7月6日、市民文化ホール近くの4店舗と東図書館近くの1店舗でスタートした。 

 「カカワリ食堂」を運営するのは「チームカカワリ」。船橋在住の中林リカさん(42)が中心となり、サポーター店舗とスタッフ、ボランティアスタッフで活動している。同チームを作ったきっかけは、現在3人の子育て中でもある中林さんが夕食時に調剤薬局に行ったとき、まだ幼い子どもがカップラーメンを食べている姿に衝撃を受けたことがきっかけだという。家庭のさまざまな理由で「孤食」している子どもたちの居場所作りができればと思ったのもきっかけのひとつと話す。

  今年5月にチームカカワリを結成し、学校が休みになる夏休み前にスタートすることを目標として準備を始めた。「既存の子ども食堂はイベント型なので、毎日行ける子ども食堂を作りたかった。協力してくれる店舗を探して、とりあえずやってみようと思い切って始めました」と中林さん。現在は中林さんの思いに賛同した5店舗で子ども食堂を実施している。 

 毎日いずれかの店舗で17時から19時まで、中学3年以下の子どもは200円で各店舗オリジナルメニューの夕食を食べることができる。「どの店舗も大型店とは違うあたたかみのある店舗なので、一人で入っても安心して食事ができます。子どもたちを地域で見守ることができれば」と中林さん。カカワリ食堂をさらに盛り上げていくために、中林さんが主となって作詞、中林さんと親交のあるシンガーソングライターの諸岡ケンジさんが作曲した「カカワリ食堂テーマソング」も完成した。 

 「現在は協力店舗が同じ通りにあることから、ここを『カカワリストリート』として位置づけ、ここから発信して線から面へと船橋全体に、さらには日本全体にどんどん広げていきたい」と今後の目標を話す。 

 また、10月14日14時から、石井食品1階コミュニティースペース「Viridian」(本町2-7-17)で協力店舗であるルンピニブッタの店長によるミートボールを使ったナンドックの親子料理教室を開催する。カカワリ食堂テーマソングの披露も。詳しくはhttps://www.facebook.com/teamkakawari/まで。

「カカワリ食堂」の参加店舗と開催曜日は下記の通り。17時から19時まで、中学3年以下の子どもは200円。

・毎日( 月〜日曜 ) ネパール・インド料理ルンピニブッタ(本町2-29-15 富乃家ビル 1F)
・月曜  ソルロンタン専門店マルキン(本町2-29-15)
・火曜  肉バルYAMATO(本町2ー24ー4 エミエール船橋1F)、
    ラシサダイニング(本町2-3-31 松本ビル2F)
・木曜  肉バルYAMATO(本町2-24-4)
・金曜  ソルロンタン専門店マルキン(本町2-29-15)
・毎月一回水曜日の小教協中教協の日 カフェ ウフ(習志野台5-7-16) 

※開催日でも予定数の終了や貸し切りなどの予約で利用できない場合あり。
※カカワリ食堂についての問い合わせは、各店ではなく下記チームカカワリで受付のみ。

問い合わせ先はチームカカワリ(teamkakawari@gmail.com)まで。

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ルンピニブッタのメニューの一例 ラシサダイニングのメニューの一例
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肉バルYAMATOのメニューの一例  

 

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

yukitotsukawa

yukitotsukawa

「船橋が好き、人と会って話すのが好き、出かけるのも好き」なので、思い切ってライターを始めて8年になりました。今も出会った方からたくさん刺激をもらっています。皆さんに喜んでもらえる情報を発信していきたいです!
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