ふなっこ畑に花苗や野菜苗を中心に出荷している伊藤栄一さん（61）は、塚田駅近くのビニールハウスで出荷用の苗を栽培する。今のところメインは市場へのブロッコリーや小松菜の出荷。50約1500坪）の畑で露地栽培し、作った野菜の大半は市場に出荷しているという。
実は、塚田小学校の花壇に春・秋と彩りを加えている花苗も伊藤さんが納品している。「子ども達や学校を訪れる人に喜んでもらえるのが実感できる。子どもたちの笑顔を想像しながら、苗を育てるのが楽しみ」と、ニコニコと満面の笑みを見せる。学校の花壇を担当する父兄から「今回のお花もとってもきれいでした」と、報告を受けるのも大きな楽しみなのだという。
「最近は庭で野菜の栽培したり、きれいな花壇を作ったりするのが流行っていますよね。どんな色が好まれるのかな？どんな花だったら庭に植えたいと思ってくれるのかな？と考えながら苗を作るのがとっても楽しいんです」と話す。今季のふなっこ畑には、マリーゴールドを中心にコリウス、ペチュニア、サルビア、ベゴニアなどの出荷を準備している。そのほか、家庭菜園を始める方向けにナスやトマトといった野菜苗出荷にも力を入れる。

◆ふなっこ畑

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください