丸よし

2014年05月01日配信

ボリュームたっぷりの各種定食には「これでもか」とセットメニューが付いてくる。腹いっぱい食べたい時の強い味方だ

夏見台とともに…40年以上の老舗定食屋

「船橋で一番うまい定食屋ってどこ？」と聞かれたときにあなたならどこを思い浮かべるだろうか？ある取材で「船橋市内で一番うまくてボリュームがあるのは…」と紹介されたのが、夏見台の「丸よし」。
のれんをくぐると揚げたての唐揚げやメンチカツのにおいが漂っている。約30坪の店内は左手にカウンター10席、右手はロフト方式で半地下と中二階に分けられ、6卓30席のテーブル席が並ぶ。
昼間は会社員が多く利用し、夕方以降は家族連れやカップル、会社関係の飲み会など雑多な小宴が毎日のように繰り広げられ、大いににぎわっている。
もともとラーメンと日本そばを出前できる店として40年以上前にオープンした同店。中華と日本そばを中心に50種類以上の定食が用意されていた。現在メニューは精査され、定食メニューとつまみを合わせて50種にまとめられている。フライや揚げ物が多くボリュームもたっぷりな人気メニューは、メンチカツと唐揚げだという。
同店を「定食屋の面影を残した居酒屋」と評するオーナーの佐久間さん。今後も同店の立ち位置は変わらず「庶民に受け入れられる店をそのまま経営していく」と笑顔を見せる。人気の秘訣を「人よりもひと手間丁寧に仕事するだけ。唐揚げだって柔らかくするために水に浸け、タレを出来合いでなくオリジナルにするだけで全然変わるよ」とニッコリ。