2014年02月01日 配信

◆この人に魅せられて 私と仕事

御滝花園3 代目 三好邦周さん


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大正7年、三井財閥グループと千葉大学園芸学部がオランダより輸入したチューリップの球根を試験栽培する日本球根植物試験場として、船橋市南三咲の地に開園した「御滝花園」。戦前は、牡丹・西洋芍薬等の露地栽培、戦後は温室での花卉栽培に転換し、日本国内でパイオニア的に生産・供給を果たしてきた同園を切り盛りするのは3代目の三好邦周さんだ。

高品質な季節の鉢花やポット苗を栽培して首都圏の花市場に出荷、温室内にて直売もしており、生産者から直に購入できると、園芸愛好者から評判を集めている。

「幼少期から花のタネを植えてはせっせと水やりをし、自分で育てた花を綺麗に咲かせた時の楽しみや喜びを幼な心に感じました」と邦周さん。「親から『花が咲くということは、花が笑うというんだよ』という話をきいて、何か心の琴線が響きました」とも。

高校では学校帰りに青山や銀座の花屋を覗き、洗練されたフラワーアレンジを見て回る事も。大学時代には花屋で貯めたバイト代を全てつぎ込み、フラワーアレンジメントのスクールに通った。卒業後はすぐに家を継がず、得意だった英語を活かして自分の視野を広げる為、花卉園芸研修としてオランダへ渡った。

帰国後、同園に就農。父親から技術を学びながら、オランダの国家検定試験を受け「D ・F ・A」(オランダ農水省認定の国際ライセンス)も取得し礎を築いた。

寄せ植えなどにもデザイン性を取り入れた邦周さんは平成12年に園芸教室を開設。今ではふなばし市民大学校の園芸科を始め、さまざまな場所から講師の依頼がくる事も。生徒数は合わせて約300人になるという。

「花に限らず、綺麗な物が好きなんだよね」とはにかむ邦周さん。仕事の合間には舞台鑑賞や美術館、写真展などに足を運び、感性を養っている。「花はパワーの源。今後も地域の人に花のある暮らしを提案していきたい」と、笑顔を見せた。

◆三好邦周さん
プロフィール ◇御滝園芸教室主宰
1971年 生まれ、二和小学校、御滝中学校、
東京私立郁文館高校卒業
1994年 玉川大学農学部農学科卒業
1995年 御滝花園 就農
現職
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