新興住宅地を抱える商店街。新しい住民も安心して買い物を
楽しめる商店会として、今後の発展が大いに注目される。

　三咲中通り商店会は新京成線の三咲駅の北に広がり、周辺は近年多くの一戸建て住宅が建てられ、人口が急ピッチで増えている。商店会の近くに新居を移した住民の多くは30～40代の夫婦とその子供達というファミリー層が多い。三咲駅からは都心へ1時間以内で通勤できるため、東京のベッドタウンとしても注目を集めるエリアだ。こうした新しい波に対応するため商店会では三咲駅西口に新しい出口を新設する運動を行ったり、道路の両脇には千葉県内で一番明るいといわれる街路灯を多数設けるなどして夜間でもファミリーや女性が安心して買い物ができる環境作りを行い、より親しまれる商店会を目指している。また、賞品付きのクイズ大会や地元中学の管弦楽部の演奏が行われる夏祭りを毎年開催、人々に商店街をふるさと的感覚で楽しんでもらおうとするイベントも積極的に行っている。

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