2009年05月01日 配信

IWASE.jpg船橋の街をこよなく愛す。
地元活性化に真剣な
男の本業とは!?

「チケットは配布開始の翌日には全て無くなってしまいます。僕らのコンサートや寄席は毎回満員御礼なんです」と豪快に笑いながら話してくれたのは『ふたわ影丸』の代表を務める岩瀬伸之介さん。

『ふたわ影丸』とは、最年少19歳~最年長者70歳という年齢も所属もバラバラのボランティア団体だ。メンバーは20名、年数回のコンサートや寄席を企画し、メジャーデビュー前の新人から落語界の大御所まで異種様々な演者を二和公民館に呼び込み、地域の方々に無料でコンサートを楽しんでもらうという活動を行っている。

公民館という設備の限られた箱を使用する為、ライブ会場として不足しているものがあるのは否めない。しかし、無いものを創意工夫しながら演者と一緒になって造りあげてゆく『ふたわ影丸』のステージは、お客さんはもちろん、演者自身にも好評だという。

岩瀬さんは、『ふたわ影丸』以外にも『船橋富士太鼓』という、子供たちに太鼓を通じて礼儀作法や文化を教える活動でも代表を務めている。こちらの活動は、市内の様々な施設で行われるイベントで場を盛り上げる前座として、その活躍を見ることができる。

船橋富士太鼓の演目は、ほとんどが岩瀬さんのオリジナルだという。力強く、周囲いっぱいに響き渡る和太鼓の鼓動は、聞くものみんなの足を止めさせる。

地域に溶け込んだ活動を一生懸命に行っているのは何故なのだろうか。「船橋の街が好きなんですよ。自分が住んでいる街だから、地域から元気にしてゆきたいんです!」と力強く語ってくれる岩瀬さんの本業は畳職人だ。平日の日中なら御滝公園の近くにある『岩瀬畳店』の店先で畳をうっている岩瀬さんを見ることができる。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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