2015年04月01日 配信

Funabachelin no.27

今も昔ながらの方法で飼育するこだわりたまごづくり60余年

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no.27

奈良たまごF
コクのある黄身に、粘り気の強い白身が特徴の船橋産卵
★★★★★

馬込十字路のそばで、昔ながらの方法で養鶏業を営む「奈良養鶏園」。
同園では常時約7千羽が飼育されているが、その大半は純国産鶏種の『もみじ』という品種。それ以外に青いたまごを産む『アロウカナ』という品種の鶏も若干飼育している。アロウカナは、南米チリのアロウカナ地方で現地の人々が大切に飼育していた地鶏で、中世からほぼ純血のまま現在に至っているという珍しい品種。「アロウカナの卵は高血圧を抑えたり、脳を活性化させたりする効果が高いと言われています」と園長の奈良五十八さん。毎日7千羽の鶏が産み落とした卵を一個一個手で拾う、人の手による作業にこだわっている。
そんな同園では、若鶏が初めて産んだ卵(初産)も販売。飼料の原材料には、非遺伝子組み換えのとうもろこしや大豆、昆布、牧草、酵素などさまざまな植物性素材を自家配合。抗生物質や人工着色剤などを一切使用していないため、アレルギー体質やアトピーで悩む家庭で20年来に渡って奈良養鶏園の卵を食べているという例もあるという。
この飼料を食べて育った鶏が産む卵は、コク のある黄身に、粘り気の強い白身が特徴。「卵かけご飯など、生で食べるとその特徴が実感できますよ」と奈良さん。同園で販売する「奈良たまごF」のリピーターは、「濃厚なたまごの味がクセになり、いつもここまで買いに来ています」と話す。
サイズ(1袋10個入り350円)からMサイズ(10個入り袋450円)、Lサイズ(10個入り袋500円)などを用意。「卵の自動販売機」も設置し、24時間販売を行っており、遅い時間の仕事帰りの利用者にも好評だ。定休日の水曜日も購入可能で、卵の地方発送も(20個~)行っている。

◆奈良養鶏園

住所 船橋市馬込町1161
電話番号 047-438-5489
営業時間 9:00~18:00

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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