2014年08月22日 配信

ども、演出です。

さて、

いきなりですが、

演劇と、映画やドラマの違いって何か分かりますか?

これに関しては、人それぞれ沢山回答があると思います。

オイラが考える「演劇と映画やドラマの違い」は、

カメラワークです。

映画やドラマは既に決められた「絵」しか見ることが出来ません。

シナリオを一番良く見せるためのカメラワークが考えられていて、編集後、我々の前に提出されるのです。
(最近、どう見えるかをちゃんと考えてるのかなぁと思ってしまう映画が多くなってきましたが・・・。)

でも、演劇は違います。

カメラワークはお客様任せです。

誰を見るか、何処を見るか、提供している側が強制できるものではないのです。

だから極端な話、台詞をしゃべっていない全然関係ない人を見ているかもしれないのです。

怖いですね。

とっても怖いですね。

油断してると直ぐ分かりますよ。役に「入っていない」って事が。

舞台に立っている以上、一瞬たりとも気を緩めてはいけません。

気を緩めるという事は、「役を放棄する」事と同じです。

それはある意味、「台詞を覚えていない」事よりも、もっとやってはいけない事だと思っています。

正直、前回、3月の「たまひよ公演」では、そういうシーンが数箇所ありました。

ご来場頂いたお客様には本当に申し訳ないと思っています。

「楽しかった」と言って頂ければ、その分だけ、申し訳ないと思ってしまいます。

でも、それは役者が悪いんじゃありません。

オイラが、そこまで教えることが出来なかったのが悪いんです。

「油断してると、台詞言ってる役者以上に目立つ」って事を教えられませんでした。

今回は、そこを修正したいです。

油断しない為には、「思いや考え、動機」が必要です。

舞台に立っている間は、必ずそれを持っている必要があります。

そこに存在していて「浮かない」事はとても重要なことなんです。

勿論、お客様によっては、台詞を言っている人しか見ない方も居ると思います。

でも、そうじゃないお客様も居るという事、そして、そういうお客様の事も考慮し、一切の隙を見せないことが、1本の芝居を作るって事なんだと思います。

ですから、役者がやらなければならない事は「台詞覚え」だけじゃないんです。

「台詞の内情(サブテキスト)」を考えるだけでも駄目なんです。

台詞がないのに舞台に立っている時、その時に、どうその役で居続けられるか、その内情を作る必要があるのです。

台詞覚えの先にやらなければならない事が山積みなんです。

だから、台詞くらいは早く覚えろと言っているのです。

プロならそういう事を同時進行できるのでしょう。

そういう事を習ってきているのでしょうから。

でも、素人がプロと同じ事をしようとしても無理なんです。

そういうのは格好付け以外の何ものでもありません。

たいして実力も(面白くも)無いのにアドリブで誤魔化したりする芝居を見たくはありませんし、少なくともオイラが十夢で演出する以上、そういう芝居を作るつもりはありません。

単純に、役を全うすれば良いだけなんですけどね。

ま、それが難しいといえば難しいんですけど。

役者は「考える」事を止めてしまっては駄目です。

考えて考えて、足掻いて足掻いて、様々な視点から役にアプローチしないといけません。

大切なのは、「その役は台本が始まってから人生スタートしたわけじゃない」って事です。

台本が始まる前から、その役には人生があるのです。

果たしてどんな人生を歩んできたのか?

その人生はきっと、役の性格に多かれ少なかれ影響を与えているはずです。

過去に起こった出来事は、役の考え方に影響を与えているはずです。

そういう一つ一つを読み解いていけば、舞台に立っていて集中が切れるなんて事は有り得ません。

「薄っぺらい役作り」が集中を切らせてしまう要因なのです。

・役者として舞台に立つ以上、常に見られている自覚をする

・役作りを徹底し、その役の人生を全うする

十夢で役者をやるからには、持っておいて欲しい考え方です。

何度も言うように、他の劇団や演出の考え方は分かりませんけどね。

少なくともオイラは、そう考えているって事です。

さて、

今週の練習は、文化祭チームは読み合わせをしました。

流石に台詞を覚えてくれたでしょうか?

来週からはオイラが見ていきますから、来週までには台詞を覚えておいて欲しいです。

ただ、元気に声を出して台詞を読んでいるのは有り難いです。

演出をしていくのが楽しみです。

見上げればチームは、先週の通しをDVDにしましたので、役者全員で見てもらいました。

台詞の速さや動きなどをチェック。

客観的に自分の演技を見るというのは、凄く、凄く凄く大切なことです。

自分の駄目なところを、自分自身が認識する。

役者はちゃんと駄目なところを書き出したでしょうか?

それを修正する為にはどうすれば良いか対策は考え付くのでしょうか?

良くね、

反省会で、

「気を付けます」って言葉を聞くけど、

無理ですよ?

もっと具体的な対策方法を考えない限りは、改善は無理ですよ。

気を付けるだけで問題点が改善されるなんてオイラには考えづらいです。

具体的な解決方法を自分で思いつくなら良いですが、思いつかないならオイラに聞かないと。

だから何度も何度も同じ反省を繰り返すんです。

これは「見上げればチーム」に限ったことではありませんけどね。

DVDにして客観的に自分の芝居を見るという練習方法は、そう何度もやれる事じゃありません。

結構時間取られるんですよ・・・。

でも、相当効果的な練習ではありますから、是非、今後に活かして欲しいと思います。

そして、最後に地球はチーム。

たか君の集中練習でした。

この日は、「あぁ、読んで覚えてきたんだな」ってすぐ分かるくらい、台詞覚えをやってきたようでした。

「余計な間を詰める練習」を徹底的にやるつもりでしたが、そんなに時間を掛けずに済みました。

やっぱりね、やってくれば、それだけの成果がみれるはずなんです。

逆に言えば、「今までやってなかったろお前」って事ですが・・・。

そして事実、芝居のラストシーンはボロボロでした。

頼むぜ・・・。

男は役に付いていない団員がいるから、今月中に覚えていなかったら降ろしますね。

しんちゃん。

しゅうちゃん。

たか君。

いい?本当に、覚えていなかったら、スパッと降ろしますね。

新しく役に付いた役者が間に合わないなら、オイラが台詞覚えて、「地球は」もオイラが出ます。

8/27(水)まで。

待ったなしです。

劇団十夢−TOMU−
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でも、ちょっとだけ、
ほんのちょっとだけ勇気を出してみてください。

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「遊びに行ってみよう!」と思うだけでいいのです。

劇団に入る・入らないはその後!
続くか続かないかの心配は更にその後!

そして、「うまくやっていけるか」の心配は・・・。

まずは私達を見てください。
私達はプロではありません。
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でも、強制されていないからこそ、
一緒に芝居を創る仲間を大切にし、
時には楽しく笑って、時には悩みを相談したり、
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「誰か」と「何か」を創る喜びは、
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この喜びは、アナタの人生をもっともっと輝かせることでしょう。

私達は、待っています。
一緒に喜びを分かち合える仲間を待っています。
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