2013年01月22日 配信

ども、演出です。

日曜日の練習は予定通り「感情出し」の練習を行いました。

一番しんどい思いをしたのは間違いなく、みさとちゃんです。

徹底的に彼女に駄目出しをしました。

少しくらいの大声ではOKを出しません。

声を枯らして、喉を潰して、それでもOKは出しません。

心の奥の、更に奥の奥にある、日常では絶対に出さない感情を曝け出さないとOKは出しません。

我々は知らず知らずの内に「感情を殺す」ことに慣れています。

出しているようで、結構我慢しているのです。

我慢することに慣れている、とでも申しましょうか。

それは日常生活をおくる上で、良好な人間関係を成立させる上でとても大切なことです。

しかし、

芝居をやる上では「感情の我慢」に何の価値もありません。

普通の生活では絶対に必要なものでも、芝居を成立させる為には不純物となるのです。

オイラの手法は「追い込み型」です。

一度「やる」と決めたからにはトコトンやります。

逃がしません。し、諦めません。

出来るまで何度でもやらせます。

そして、怒鳴ります。

手助けすることなく、やれるまで何度も繰り返し、ルールに反することをすれば怒鳴ります。

そうやってドンドン彼女を精神的に追い詰めていきます。

人間、追い詰められれば開放されるものです。

「今まで出来なかった・出さなかったモノ」を出さないと正常でいられなくなるのです。

まぁここでいう「正常」は間違いなく普通の人からみたら「異常」なんですけどね。

舞台に立てる者、

つまり、

役者

として正常ということです。

役者は、「異常な精神状態」の人間が「正常な人間」を装っているのです。

みさとちゃんは、

この練習によって、

舞台に立っても良い者

に変身しようとしています。

勿論、1回じゃ大した成果は望めません。

繰り返し「追い詰めて」更なる成長をしてもらわねば困ります。

とはいえ、こんなテンションの練習を毎回やるわけにはいきません。

今は毎月8回練習しているので、その中の2〜3回は、こういう練習に当てたいと思います。

勘違いしてほしくないのが、怒鳴ることが目的ではないのです。

追い詰めることが目的なのです。

人間って、自分で自分を追い詰めることは出来ません。

追い詰められた「環境」を自ら作り出すことは出来ますが、自らを追い詰めることは出来ません。

そして、自分一人で「死ぬ気で頑張る」ことも出来ません。

「いや、俺は死ぬ気で頑張ってる!」と言う人がいるかもしれませんが、それは勘違いです。

他人からの圧力がないと、人はそうそう追い詰められませんし、頑張れません。

その為の、オイラだと思っています。

ブログでそんなネタばらししてもいいのか、と思われる方もいるでしょう。

いいんです。

ネタばれしようと、目的がバレようと、その場になれば、

そんなものは、

吹っ飛びます。

今、その場で、やらなくてはならなくなりますから。

余計なことを考えている余裕は与えません。

ネタバレしてようが何だろうが「追い詰める」だけです。

みさとちゃんは、

やりきりました。

まだ1回目ですが、喰らい付いて頑張りました。

喉をからして、鼻水まみれになりながら、それでも何度もオイラがOKを出すまで繰り返し大声を出し続けました。

正直、

みさとちゃん、次の練習来るかな・・・。

という不安が全く無いか、といえば嘘になります。

みさとちゃんからすれば理不尽に怒鳴られ続けた数時間だったわけですから。

でも、

間違いなく、その理不尽に耐えた数時間で上手くなりました。

それはオイラよりも、一緒に練習に参加していたつよし君の方が感じたかもしれません。

一番客観的に見ていたのはつよし君ですから。

100%の感情を作れていない役者が抑える演技をすると、もう恥ずかしくて見ていられません。

抑える演技は100%出し切る演技を出来るようになって、それから感情を抑えないと「嘘くさい芝居」になります。

感情!

感情!

感情!

そして、

相手に伝える!

お客様に伝える!

オイラが演出上こだわるのはこれです。

みさとちゃん、本当にお疲れ様でした。

ただ、

当たり前ですが、

これで終わりじゃありません。

まだ、スタートラインに立っただけです。

まだ「お客様に伝える演技」は出来ていません。

優香をやるからには絶対に出来るようになってもらわないと困るスキルです。

出来るようになってもらわないと
困るスキルです。

この間の練習で、そのスキルの可能性を感じました。

みさとちゃんなら、観ているお客様を泣かせる演技が出来るはずです。

・・・あくまで可能性ですけど。

方法はオイラ次第。

付いて来れるかはみさとちゃん次第。

まだ、地獄は始まったばかりです。

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