2022年05月12日 配信

「船橋にんじん」を使ったメロンパン(右)とカレーパン

5/12(木)船橋東武店で初の「船橋にんじんまつり」始まる

旬の「船橋にんじん」を使った約20種類のメニューで地域応援

 東武百貨店船橋店(船橋市本町7-1-1)では「船橋応援Weeks」の一環として511日から、「船橋にんじんまつり」が開催されている。

 同店地下1階の食料品11店と7階のレストラン3店が、「船橋にんじん」を使った期間限定のオリジナルメニューを5月31日まで期間限定で提供する。

 船橋市は40年を超えるニンジンの産地。栽培されるニンジンは収穫量、作付面積共に千葉県1位で、全国でも有数の規模を誇る。1967(昭和42)年には国の指定産地認定を受け、2013(平成25)年には「船橋にんじん」はニンジンとして全国で初めて特許庁の「地域団体商標」に登録されている。4月1日からは船橋市のふるさと納税返礼品にも登録されている。

 同店販売推進部の堀合友美さんは「長年、地域密着の取り組みをしてきました。幅広い世代に地元野菜を使った商品を知ってもらいたい。『船橋にんじん』が主役となる企画は今回が初めてで『JAいちかわ』の協力を得て2月から協力店舗と同店で商品開発をしてきました」と話す。「JAいちかわ」は千葉県北西部の市川市、船橋市など近隣地域を管内に置く市川市農業協同組合。

 地下1階の食料品売り場の「ポンパドウル」では4種類のパンや菓子を販売。いずれも好調な売れ行きで「船橋ニンジンのカリッとメロンパン」(140円)は140個が昼頃には完売、午後の焼き上がり直後にも買い求める多くの姿が見られた。「ポンバドウル」の小倉美紀さんは「メロンパンの中身と皮の両方に生のニンジンを細かく刻み入れていますが、船橋にんじんは甘味が強いので味付けはしていません。『ニンジンが苦手でも食べられる』と好評です」と笑顔を見せた。

 同店では毎月27日を「ふなの日」と呼ぶ。ふなの日の前後4~5日間に1階コンコースで「ふなばしマルシェ」を開催、地元生産者や飲食店が出店しにぎわいを見せている。

 「毎月楽しみにしてくださるお客さまもいて、認知度が高まってきました。5月25日から31日までは『船橋にんじん』を使ったおすすめ商品が登場します」と堀合さん。「963(くろさん)」(船橋市本町2-27-20)は「にんじんポタージュ」(540円)、「船橋にんじんジュース」(432円)を提供の予定。

 同店の「船橋応援Weeks」では、市立船橋高等学校を舞台とした映画「20歳のソウル」公開記念フェア、「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」と「千葉ジェッツふなばし」の写真展などが開催されている。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「ポンバドウル」の入り口

  • 昼過ぎには完売した「メルヘン」のサンドイッチ

  • ニンジンたっぷりの「PAOPAO」の水餃子

  • 「銀座ハゲ天」の「にんじん天ぷら」

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