4/30(土)アンデルセン公園でハンカチノキが見頃
開花まで10年かかる希少品種
ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町525、TEL 047-457-6627)で現在、ハンカチノキが見頃を迎え、来園者の目を楽しませている。
園内「メルヘンの丘ゾーン」のイベント広場に植えられている6本のハンカチノキ。4月中旬にそのうちの一本が咲き始め、その後次々と開花。ゴールデンウィークを迎えた今、満開となっている。
ハンカチノキはダヴィディア科(ヌマミズキ科)に分類される中国原産の落葉樹。黒っぽく球状に見える部分が花で、両脇に白くぶら下がるのは苞(ほう)であり葉の一種。咲き始めは緑色で成長するにつれ白色に変化。苞がぶら下がるハンカチに見えることから、ハンカチノキと呼ばれている。
苗木から10年経たないと開花しないといわれており、また日本での歴史が浅いため、たいへん珍しい植物とされている。このハンカチノキを見るために同園を訪れる客も多いという。
同園がハンカチノキを植えたのは20年前。水はけがよい場所に植え付け、日が当たらないと花つきが悪くなるため、周りの木々を剪定して日当たりを良くするように注意を払ってきた。およそ5年前から花がつき始め、今年はこれまでにないほど良く開花しているという。
ハンカチノキが同園で見られるとの情報を得て来園した白井市に住む70代の夫婦は、「こんなに綺麗で素晴らしいハンカチノキは見たことがない」と話した。また同様に噂を聞きつけて訪れた市内在住の70代の二人組の女性は、「思っていたよりも大きくて立派なハンカチノキを見られて嬉しい」と笑顔で話した。
5月10日頃までが見頃だという。
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