2015年10月24日 配信

10/24(土)宮本台遺跡群で発掘調査現場を見学

峰台小6年生と一般市民を対象に

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JR東船橋駅近くにある宮本台遺跡群(船橋市宮本6-1725-1ほか)で10月21日、船橋市立峰台小学校6年生124人と一般市民を対象とした遺跡見学会が行われた。

同所では、1400~1500年前の古墳跡や400~800年前の中世の屋敷跡が発見されている。また、峰台小学校周辺は古墳群が広がり、中世の人々が生活していたことも分かっているという。

当日は、始めに現地調査を受託しているパスコの中島さんが、発掘調査の手順について説明、児童たちは資料や発掘現場を見ながら熱心に耳を傾けた。

学芸員の解説を、発掘された出土遺物に触れながら興味深く聞いた児童達。縄文時代の土器や江戸時代に使われていたおもちゃ、食器など数十点が展示されており、「学校のすぐ近くにこんなところがあるとは知らなかったし、古いものがたくさんあってとてもおもしろかった」と女子児童は感想を話した。

船橋市教育委員会の埋蔵文化財調査事務所所長の高木さんは「みなさんが住むこの場所は、縄文時代から人が住んでいた場所です。ずっと人が住み続けているということはとてもいい場所なので、この地で楽しい思い出を作ってください」と話した。

また船橋市教育委員会の田久保里美さんは「地元の歴史や遺跡のことを知ることで、もっと自分たちの街に愛着をもってもらいたい。今後は子供たちや地域の方に遺跡のことを広く伝えていきたい」と語った。

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MyFuna編集部

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