2015年10月20日 配信

10/20(火)保育士確保に向けて保育士募集パンフレットを市が作成

デザインにはふなっしーを起用

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船橋市が、初の試みとなる保育士就職支援パンフレット「そうだ!ふなばしの保育園で働こうなっしー!!」を10月6日に作成し、県内および関東近郊の保育士養成校や市内の各関係施設で配布を開始した。

保育士確保を目的としたパンフレットを制作したのは今年が初。発行は船橋市、実際に制作に携わったのは、船橋市役所子育て支援部子ども政策課と同部保育認定課の2課が協同して作成。
「全国的に保育士不足は深刻な問題となっています。待機児童対策として現在不足している保育士を補うため、船橋市では1人でも多くの保育士を確保したく、制作にいたりました」と話すのは、子ども政策課総務企画班長の平野有希子さん。

パンフレットはA4サイズ8ページ、フルカラー。誌面には、船橋市の魅力を伝えるページのほか、市内の保育園で勤務している保育士4人へのインタビューをふなっしーが行っている形式で紹介されている。さらに、船橋市内の保育園マップも掲載する。
表紙には大きく「ふなっしー」のイラストが起用され、パンフレット全体にも「ふなっしー」が登場。パンフレット独自の保育士姿のエプロンふなっしーもこのパンフレットの為に書き起こした。

「全国的に知名度の高い『ふなっしー』を起用することにより、表紙を一目見ただけで船橋市だとわかっていただけ、手に取ってもらえたらと思いました」と平野さん。

保育士の獲得に向け船橋市では、市内の保育園で働く保育士に対し経済的な支援も行う。

支援内容は3つ。1つは市内の保育園で働く意思のある人に対し、指定保育士養成施設在学中の修学資金の貸し付けを行い、卒業後に市内の保育園などで修学期間以上勤務すると、貸付金の返済が全額免除されるというもの。
2つ目は市内の私立保育園、認定こども園に勤務すると、月額24,950円、期末には66,500円の手当が給与に上乗せされるというもの。

また、市内の私立保育園、認定こども園、小規模保育事業所が、勤務する保育士のために宿舎を借り上げた場合、一戸あたり月額82,000円までの家賃の一部を補助するというものだ。

パンフレットの配布部数は5000部。千葉県内および関東近郊の保育士を養成する大学、短大、専門学校で配布するほか、市のホームページからデータをダウンロードして閲覧することもできるようになっている。

表紙と同じデザインのポスターも作成されており、ポスターに掲載されたQRコードをスマートフォンなどで読み取ってもパンフレットの閲覧が可能だ。

「都市でありながら自然も多い、船橋市のいいところが詰まったパンフレットになっています。市内で保育士として生き生きと働いている様子もお伝えできるようにしました。船橋市で働く保育士さんが1人でも増えてくれたらと思います」と平野さん。

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MyFuna編集部

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