松戸徹市長も一緒に田植え体験
海老川調整池(船橋市東町)内の水田で5月28日、市場小学校4~5年の児童96人が松戸徹市長と一緒に田植えを行った。
同活動は、調整池内で活動している「海老川調整池を市民と活用する会」会員の協力で、平成14年から毎年実施している。
児童は田植えの後、草取り・雀避けネット張り・稲刈り・脱穀・精米・販売までの行程を経験。米作りを体験することで米の価値に気付き、収穫の苦労と喜びを知る総合学習。
生徒たちは足を泥に浸け一生懸命に苗を植える一方で、松戸市長は慣れた手つきで苗を植え、児童に手本を示した。
同会事務局長の村澤彰彦さんは「会は調整池の湿地の保全に努め、この湿地を環境教育の教材として児童に米作りを教えている。実体験を通して農業の大切さを次世代に伝えたい」と語る。
「ぬるぬるして足が冷たくなったけど、意外に気持ち良かった」「足が抜けなくなり困った」「泥の下に凸凹の石があるのでびっくりした」「秋の稲刈りが楽しみ」と、田植えを初めて経験した4年生。
山口美恵子校長は「プランターやバケツに苗を植えるのでなく、実際の水田で田植えをするのは、子どもたちにとっていい体験。今後も草取り等の管理作業が続き、子どもたちは苦労して米を収穫し、多くのことを学んでいく。給食のご飯、一粒も残さない子にしたい」と語る。
(大野)
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