2014年04月03日 配信

4/3(木)高根町に「手作り腕時計SAZANCA」

ワークショップも兼ねた店舗で地域に根ざす

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 船橋東高校そばの閑静な住宅街の一角に事務所を構えるTGR(船橋市高根町728-1 TEL 047-438-5115)が5月2日、時計の販売とワークショップを行う「手作り腕時計SAZANCA」をオープンする。

 現在、インターネットでの販売をメーンに行っている同社。代表の高橋さん一人ですべての制作を行っており、作り方も全て独学。文字盤のデザインから金属加工、バンドの染色まで手掛ける。

 22才の年に同社を設立。ジュエリー店「Radiance」を新宿の三越や津田沼パルコにオープンさせたが、売上を念頭においた物作りに対して「お客様にお金を出してもらうのにこれでいいのか?」と疑問を感じ、自社製造出来る体制を整える為、店舗を全て閉店。

 以来、「手仕事こそ技術の枠の最高峰」という理念をかかげ、船橋の木「さざんか」からとったブランド名「SAZANCA」の手作り腕時計を販売している。

 幼いころから船橋に住んでいる高橋さん。地元の人に手作りの良さを知ってもらいたい、年齢性別関係なく、来店者の憩いの場所となれるような店舗を作りたい、と実店舗のオープンを決めた。

 実店舗は、築40年の空き家を国産の木材のみを使用しリフォームする。施工業者は、船橋市で木の家づくり経験が豊富な持井工務店に依頼。「地域との繋がりを大事にしたいので、この古民家を建てた持井さんに依頼することにしました」と、高橋さん。

 看板は、知人のチョークアーティスト「Moeco Chalk Artist」さんに協力を依頼、SAZANCA時計の雰囲気を前面に出したものを制作した。「実は看板の裏側にはちょっと工夫がしてあります」と、来店者にしかわからない高橋さんの遊び心も隠されている。

 約10坪の店内には高橋さん手作りの商品棚が並び、時計一つにつき商品棚の1枠を使うという贅沢な作り。
 今後は、時計の店頭販売と物作り体験などのワークショップも開催してゆく。

 営業時間は11時~19時。定休日は第2・4火曜日、水曜日

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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