2012年05月14日 配信

5/14(月)北習志野の豆屋珈琲店が即席のコンサートホールに

歌を通じ幅広い世代の交流の場に

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 北習志野に古くからある喫茶店「豆屋珈琲店」(船橋市習志野台3-2-2、TEL 047-461-0711)では、毎月1回歌を通じた交流会「ラッピー合唱隊」が開催され、プロからアマチュアまで幅広いアーティストによる即席ライブも行われている。

 

 同店は、古くから北習志野駅前の「エール商店会」に店を構えてきた喫茶店だが、昨年2月から経営者が変わった。日中は、習志野台団地の住民でにぎわいをみせる同店、「夕方以降になるとお客さんは常連さんが数えるほどになる」と、同店店長の滑川清志さんは語った。

 昨年9月、当時同店を手伝っていた藤原千恵子さんから「近隣の住民が交流できる場としてお店を貸して欲しい」という申し出があり、「18時からの1時間だけなら」と、滑川さんも承諾。毎月1回、第2土曜日の歌と音楽による交流会「歌声サロン ラッピー合唱隊」という名の交流会が始まった。

 開催を重ねるごとに、交流会の参加者は増え、地域の高齢者や主婦、仕事帰りの会社員なども参加するようになり、現在では常時15~20人が参加する規模だという。

 交流会では、昭和の名曲から最近の流行歌までを取り入れみんなで合唱する。幅広い年齢層の参加を意識して健康によいという理由から呼吸法を使った「呼吸の歌」や、手のひらをグー・パーする体操を兼ねた「むすんでひらいて」なども合唱する。積極的に声を出す事で、体の悪いものも輩出しよう狙いだ。

 

 後半には、参加者によるPRタイムも設けられておりアマチュアミュージシャンから、学生時代に音楽大学で専門的に音楽を学んでいたという主婦、プロのミュージシャンによる弾き語りなど内容も様々。その時々の雰囲気によっては、突然のセッションも行われる。

 「高齢者が多い地域なのでこれをきっかけに一人暮らしの高齢者の交流の場になれば」と、滑川さん。また、「音楽を通じて若い人も高齢者も幅広く参加してもらえる交流会にしてゆきたい」と、藤原さん。同店では、これまでにも医師を招いた「医療講演会」やプロのミュージシャンによる「新曲披露」など様々な形での交流会が開かれてきたという。

 同店の営業時間は、9時~19時。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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