2012年04月02日 配信

4/2(月)高根台ラーメン

高齢化を迎えた団地住民が芯から暖まるために

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 高根公団駅南口から徒歩1分、線路沿いに立つ創作ラーメン店「らーめん寺子屋伍陣」(船橋市高根台7-15-10)がこの冬から提供している新メニュー「高根台ラーメン」が高齢者を中心に評判を呼んでいる。

 高根台ラーメンは、別名「たぬきラーメン」とも呼ばれる和風のラーメン。なんと、ラーメンの中にキャノーラ油で揚げた「天かす」が入っているのだ。生姜風味のスープに加水率44%とういうこだわりの自家製細麺がよくなじむ。

 具材として使用されているのは、キクラゲ、タマゴ(千葉県産)、チャーシュー(船橋産)、シソ、小松菜(船橋産)、白髪ネギ(船橋産)などでその多くが千葉県内産もしくは、船橋産のものを選んでいる。

 同店のスープは、ベースに昆布、椎茸、カツオを使用している和風スープ。その為「生姜が合うのではないかとかねてから考えていました」と店主の新田宏さん。確かに、あっさりしているけども、しっかりとダシが利いているスープに、生姜の風味がほのかに香るのは新しい感覚だ。そこに、天かすをマッチングさせる事で「たぬきそば」のような新感覚の和風ラーメンが完成したのだ。

 高根台ラーメン命名の由来は、この高根台団地。高齢化が進んだ団地の住民には今年の寒い冬がひどく応えたのだという。そこで「身体の芯から温まってもらえるメニューは何か」と模索した結果、生姜の効能に行き着いたという。新陳代謝を促進させる効能がある「生姜」で「寒い日も玄気に過ごしてほしい」という新田さんの心の表れが「高根台ラーメン」には込められている。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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