2011年04月30日 配信

4/30(土)杉井和男さんと和田みどりさんの結婚を励ます会/中央公民館

脳性まひのカップル 

新しい門出に80名が参加

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 船橋市障害者自立生活センター代表の杉井和男さんと同センター勤務の和田みどりさんが昨年12月に結婚を決めた。2人は共に脳性まひで体が不自由。杉井さんは手足が不自由で、電動車いすが生活には欠かせない。和田さんは3年程前から歩行に際し杖が必要で階段の上り下りの際には手すりが必要だ。このまま症状が進行すれば、将来車いす利用者になる可能性もあるという。2人は同センターの仕事を通じお互いの信頼を高め合いゴールインしたのだ。

 この日、同センターの活動報告会の中で2人の門出を祝福すべく『杉井和男さんと和田みどりさんの結婚を励ます会』と題した会が開かれ、職場の同僚、市職員、業界関係者など約80名が参加。

 同会は、船橋市障害者自立生活センターで同僚の宮尾修さんが実行委員長を引き受け杉井さんと和田さんの新生活を応援しようという同志が集まり結成。本番までに数回の会議を重ね、手作りの披露宴で参加者らをもてなした。

 14:00に開場した会は、二部に分けて行われ、第一部では新郎新婦の入場から誓いの言葉、指輪の交換、ケーキ入刀と続き、主賓4名(大山泰光氏、太田修平氏、中山布三佳氏、御卿昌亮氏)のスピーチが行われた。続いて第二部で参加者からのスピーチ、ジャズピアニスト平野次郎氏とサックス演奏者清水亮氏による生演奏が贈られた。その後、新婦からの希望で『上を向いて歩こう』『幸せなら手をたたこう』を全員で合唱し盛り上がりを見せた。

第二部で生演奏を披露。

ジャズピアニストの平野次郎氏(右)

サックス演奏者の清水亮氏(左)

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宮尾修氏は船橋市障害者自立生活センターで

杉井和男氏と同僚

同僚であり友人である杉井氏に向けた

詩を披露する宮尾氏

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幸せなら手をたたこうを全員で熱唱  
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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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