2011年02月10日 配信

2/10(木)訪問介護の中で活きるリハビリテーションの知識と技術/千葉県在宅サービス事業者協議会

ケアの中でのリハビリテーション

リハビリテーションの定義とは!?

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 千葉県在宅サービス事業者協議会が福祉・介護人材確保対策事業の一環で主催する講演会『訪問介護の中で活きるリハビリテーションの知識と技術』が、NHK教育テレビ『めざせ介護の達人』などで知られ、広く講演活動などで活躍している島村耕介氏を招き船橋市市立リハビリテーション病院で行われた。尚、在宅サービスに携わる参加者らは、通常の業務を終えプライベートの時間を活用しこの講習会に参加している。

 福祉・介護人材確保対策事業とは、景気の悪化で雇用環境が急速に悪化している一方で、福祉介護分野では離職率が高く、事業所や地域などによっては人材の確保が非常に困難な状況も見られている。この先、大きく需要の増えることが予想される介護業界の人材確保の為に厚生労働省が、介護職員の処遇改善の為の取り組み支援、新規介護職員等の研修支援などを目的とした予算を組んでいるのだが、今回の講演はこの予算から補助を得て開催されている。

 講演の中で、島村氏は「ケアとリハビリテーション」の関係性について触れた。「ケアはお手伝い、リハは技術の結集されたものとこれまでは思われてきた。しかし、ケア(利用者の日常)の中にリハビリテーションが存在する」と述べた。「最新のリハビリ情報をどんなに持っていても、最新技術を利用者の生活や症状の維持・改善に活かすことができないのであれば意味が無い」としたうえで、利用者の生活におけるニーズを把握し、Needs(必要、せねばならない)事を明確にし、その為の目標設定をする事がリハビリの第一歩だと言う。つまり、「ケアとリハは実は同一のものだ」と語った。

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千葉県在宅サービス事業者協議会

畔上加代子会長

船橋市立リハビリテーション病院

PT部門チーフ/島村耕介氏

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MyFuna編集部

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