2020年03月26日 配信

店主の大山さんはバックパッカーとして半年タイに滞在した経験を持つ

3/26(水)西船橋駅南口「カオマンガイ」のタイ料理店、は「きんめだい」という店名

開店から間もなく1年半になるタイ屋台料理の店

 千葉から東京方面に向かう電車の車窓から見える「西船カオマンガイ」の看板を掲げたタイ屋台風料理専門店の名前が「きんめだい」(船橋市山野町68-5、TELは非公開)だという事がわかった。

 同店のオーナー大木謙二さん(44)は、30代初めにバックパッカーとしてタイに約半年滞在した経験からタイの屋台文化の安さ、おいしさ、元気、活気に魅せられ「日本に帰ったらタイの屋台料理を食べさせる店を作りたい」と心に決めた人

 帰国後、タイ国政府認定のタイ・セレクトに選ばれている市内のタイ料理店はじめ、都内の有名タイ料理レストランなどでも働き経験を積んで2018年12月8日に同店を開店。店舗面積は、約5坪。カウンター2席、テーブル席6席の計8席で、宴会や込み合った時には最大12席まで対応可能だという。

 店内は、パステルグリーンと白のツートンカラーでタイの大衆食堂のイメージを再現。イスも現地の食堂イメージで赤色のプラスチック製を採用した。店名の「きんめだい」は、タイ語で「たべられませ~ん」という意味で、表の看板に「西船カオマンガイ」と掲げているのは、「カオマンガイを出しているお店ですよ」という意味なのだという。

 看板の通り「カオマンガイ」は常に提供する事ができるようになっているという。タイに滞在していた頃にタイ語の読み書きを覚え、現地人でにぎわうレストランなどを食べ歩き舌に味を覚え込ませたという。

 帰国後はタイ料理レストランで働きながら、タイの接客や文化、タイ料理店の雰囲気を肌で感じ、厨房ではタイ料理を忘れないように心掛け開店準備に備えたという。

 帰国後は自宅での食事も全てタイ料理に、タイ語でレシピを検索し、タイ食材を仕入れ、現地で覚えた味を再現し、大山さんオリジナルのアレンジも加え味のバランスを整えることに終始した。

 こうして覚えたタイ料理のレシピは「ほぼ無限」だという。メニューは常時20種類くらいを用意。その日の食材仕入れで変わる「スペシャルメニュー」や、「サラダ・一品料理」「炒め物」。「メイン」となるご飯や麺類などなるべくタイ野菜でタイの調味料を使って調理している。

 新型コロナ感染症の影響について尋ねると「タイから食材が入ってこなくても、日本国内で仕入れられるものだけで作れるメニューを提供する事も可能です」と力強い。同店の常連客にはタイ人も多く「なんでタイ人じゃないのにタイの味付けの料理を出しているんだ」と驚かれることもしばしばだという。

 営業時間は、平日・土曜日11時半~14時(13時半ラストオーダー)、17時~24時(23時半ラストオーダー)。日曜日は、~23時まで。火曜日定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 温覚的なタイ料理の味付けにタイ人ファンも多いという

  • 日本の食材で作れるタイ料理もレパートリーの中に多数

  • タイの屋台を彷彿とさせる店内のパステルツートンカラー

  • 「西船カオマンガイ」が店名だと持っている人が多い

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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