2019年05月12日 配信

店舗外観

5/12(土)船橋駅北口十字路近くに「そば割烹かとう」

苦難を乗り越えて

 「そば割烹かとう」(船橋市本町7-17-20、TEL 047-424−9548)が4月16日、船橋駅北口十字路近くにオープンした。

 店主の加藤彰さん(45)は市川市出身で、高校生の時に現在の場所に引っ越してきた。料理の専門学校を卒業後、料理人の遠藤十士夫(としお)さんの門下生として日本料理を勉強、代官山で料理長まで務めた。

 38歳の時に独立し新宿で割烹料理店を開業したが、40歳の時に脳が停止するという大病を患い、下半身麻痺で一生車椅子生活を告げられたという。しかし本人の必死のリハビリで杖をついて歩けるまでに回復。このままでは終われないと更にリハビリをし、板場のアルバイトをするまでに復活した。

 その後、また料理店をやりたいと思うようになり店舗を探したが、なかなかいい物件に出会えず、自宅を改装することに。店名は、日本料理「割烹」にソバを取り入れ、板前ならではの特徴を出し「そば割烹かとう」とした。

 ソバについては日本料理人時代より取り扱ってはいたが、知人のソバ店で1年間勉強し、コシの強い「二八そば」を作った。

 店舗面積は約20坪。2人掛けテーブル3卓、6人掛けテーブルカウンター1席、8人掛け座卓1卓、カウンター4席。

 加藤さんは「現在はオープニングメニューですが、今後割烹色も出していきたいと思っています」と意欲的に話す。オープニングメニュー(1,200円)はサクサクな天ぷらとツルツルの喉ごしの「上天ざるそば」に、千葉の郷土料理の「祭り寿司」、お新香、デザートが付く。

 営業時間は11時〜14時30分、夜17時〜21時。月曜定休。

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 店主加藤さん

  • 千葉郷土料理「祭り寿司」

  • 「上天ざるそば」のそば

  • 「上天ざるそば」の天ぷら

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード