2018年07月25日 配信

左が与那城さん、右が吉府さん

7/25(水)習志野台にテーブルコーディネートとパーティーを提供する空間「GREEN DISH TABLE」

料理や各種コーディネート教室の主宰者が開店

 習志野台5丁目にある「伊藤楽器ヤマハピアノシティ」の裏手に「GREEN DISH TABLE」(船橋市習志野台5-40-5、TEL 080-7852-4666)が7月からプレオープン、8月1日から本格始動する。

 黒い壁でスタイリッシュな山小屋のようにも見える同店。店舗面積は約16坪。店内にはカウンター席、テーブル席があり、さらに隠れ部屋のような個室も用意する。同店を運営するのは習志野台出身の与那城直美さん。与那城さんは自らを「日常を彩るテーブルアーティスト」と表現し、料理、テーブルコーディネート、フラワーアレンジメント、イベント企画・主催、空間の演出など、テーブルを中心とし、多岐にわたる才能を持つ人物。

 幼少期は祖父の営む大きな園芸店の中で育ち、絵を描いたりお菓子を作ったりといった創作活動が好きだったという。東京デザイナー学院ランドスケープデザイン卒業後、ワーキングホリデーとして単身オーストラリアで1年間旅をしながら生活。帰国後は友人に花屋を任されて店づくりから始めたり、沖縄の西表島や長野県安曇野市の絵本美術館やペンションなどでも働く。

 数年後、千葉県へ戻ると、八千代市で「チンチン電車」を借り、自らカフェへと変身させ2001年に「TRA in CAFE(トレインカフェ)」(八千代市勝田台、現在は閉店)をオープンした。その4年後、出産のため店をそのまま知人に引き渡し、与那城さんは専業主婦に。

 しかし、与那城さんの子どもが坪井幼稚園(船橋市坪井町)に通っていたころ、ママ友の吉府真海(よしふますみ)さんと出会ったことをきっかけに、2011年、習志野台にあった与那城さんの自宅にて「おうちカフェ教室」を始め、2人で、パン、お菓子、料理、テーブルコーディネート、フラワーアレンジメントの教室を行ってきた。同時に、出張レッスンやイベント出店、さまざまなレッスンなども開催。今回、同サロンを建てることになり、今後の各種教室やワークショップは、すべて同店で行っていくという。

 ただし、同店はレンタルスペースという使い方ではなく、予約制で「1組限定レストラン」または「パーティー専門レストラン」として、与那城さんが演出のお手伝いをする食事(フルコースまたはビュッフェ形式)付きのパーティーを提供できる場にもする。

 パーティー予約が入った場合は貸し切りで利用でき、与那城さんが利用者のリクエストに応じた内容で料理を作って提供し、さらにテーブルコーディネートも行うほか、リクエストに応じて、サプライズ演出の手伝いなども行う。パーティーは着席で6~12人までの利用を目安とし、利用料金は6~12人で1人5,000円から。パーティーの内容や料理、ドリンクなどにもより料金は変動する。料理は、和洋中、エスニックなどどんなジャンルにも対応可。

 まずは月1ほどでバルを開き、今後は「ヘルシー&ビューティー」をキーワードにした体にいい食事をビュッフェ形式で楽しめるレストランとしての運営なども視野に入れているという。

 「『おうちサロン』に通ってくださっている生徒さんをはじめ、関わってくださっている方はみなさんとてもキラキラしたママたち。そんなママたちが、子どもの学校の話だけをするのではなく、自分らしさを持った輝くママのライフスタイルの話ができる場であったり、輝くママ同士が共に時間を過ごすことで、新しい形の何かを生み出せる場にもしたくて。キラキラ女子会を開催する場、みたいに思ってもらえたらいいかもしれない」と与那城さんは話す。

 7月いっぱいはプレオープンとして稼働し、7月末には関係者のみを集めたオープニングパーティーを実施する。一般からのパーティー予約は8月1日以降開催分は受け付け可能で予約可能な日などは、ウェブサイト(http://green-dish.com/calendar/)で確認できる。営業時間はパーティーの有無などにより、日ごとに異なる。不定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 建物外観

  • 内観

  • これまでにプロデュースしたテーブルコーディネートの一例

  • 個室

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MyFuna編集部

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