2021年02月01日 配信

読売新聞 船橋中央専売所 吉岡新聞舗

   今回ご紹介するMyFunaサポーター企業は、先々代から新聞販売店を経営し、現在は読売新聞販売店となる「吉岡新聞舗」。船橋駅から南側、市の中心部に新聞を届けながら、街の変化を見続けている同社代表・吉岡さんを訪ねました。


▲従業員は15 人。折り込みチラシをセットし、新聞が届けばバイクで各ルートへ配達に回る

新聞販売店100年の歴史「新聞の面白さを伝えたい」

 宮本の閑静な住宅街の一画で読売新聞販売店をしている「吉岡新聞舗」。代表の吉岡さんが生まれたのは、当時、船橋駅前で父・政憲さんが営んでいた新聞販売店の2階だったという。新聞店としての歴史は古く、吉岡さんの祖父の時代に遡る。祖父・政吉さんが1917(大正6)年に東京・向島で当時の新聞「時事新報」(福沢諭吉が発刊)販売店「時益堂」を開業し家業が継がれ、吉岡さんは3代目となる。

 「みなさんに新聞の面白さをもっと知ってもらいたくて、実は、購読してる方にだけですが、私が手書きで書く『新聞屋のオヤジのひとり言』を発行し、折り込みで配り始めたんです。私が新聞を読んだ感想や新聞記事にちなんだ身の回りの出来事を伝えたりね。新聞記事をきっかけにみなさんとコミュニケーションが取れるって面白いよね」と吉岡さん。週一で発行し、「目標は1000号だね!」と笑う。新聞には地域店舗からの折り込みチラシを入れて届け、「新聞屋は街のいろんな情報を届ける役割り」とも吉岡さんは話す。

街の変化にも敏感に商店会の会長も務め、見守る

 配達エリアに入る山口横丁商店会の会長も務める吉岡さん。「配達していると、ちょっとした変化もすぐに気づける。生まれ育った街の変化には敏感ですよ」とも。


▲代表の吉岡さん。同店での購買者にのみ、折り込みで週1 回、吉岡さん直筆の「新聞屋のオヤジのひとり言」を発行。自作のマンガを掲載したことも!


▲宮本エリアの閑静な住宅地に佇む


▲何種類ものチラシを瞬時に一束にまとめる機械。地域の企業・店舗が発行するチラシを挟み、各所に情報を届ける

企業概要
企業名:吉岡新聞舗
代表:吉岡 宏さん
住所:船橋市宮本1-11-13
電話:047-422-2929
従業員数:従業員15人
事業内容:読売新聞の販売店。同所で扱う新聞は「読売新聞」「日本経済新聞」「読売KODOMO新聞」など。同店の配達・販売担当エリアはJRの線路より南側となり、西は「たいこ橋」まで、東は船取線(県道8号)まで。現在、読売新聞約3600世帯、日経は約700世帯に届けている

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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