とろけるチーズ入りオムレツ」(880円)は卵にもチーズを使っているためフワフワとろとろ
フランス料理出身のシェフによ るアットホームな洋風居酒屋
新京成線二和向台駅から徒歩5分、大通り沿いにこじんまりと佇む和洋創作料理店。BGMはジャズが流れ、落ち着いた雰囲気の店内にはテーブル席12席とカウンター10席が用意されている。
同店がオープンしたのは18年前。オーナーシェフの中村昌人さん(59)は以前にレストランや一流ホテルでコックとして26年間フランス料理一筋で働いてきた。子どもの頃から料理を作るのが好きで、洋食への憧れから迷わずフレンチを選んだという。だが一般的に、フランス料理には高級感や、敷居が高いイメージが多く持たれるため「肩肘張らずに気軽に食べてもらえるお店をつくりたかった」と42歳で独立し、現在に至る。
スノーボードやサーフィンなど、山も海も好きな中村さん夫妻はアルコールも好き。店名はそこから自然と決まったという。スノーボードは自らチームを結成し、今ではそのメンバーは約50人にもなる。店を通して親しくなった客も一緒に滑りに行くという。
料理はワインに合わせ「とろけるロールキャベツトマト煮」(880円)、「とろっとろ卵のピッツァ」(780円)、「ポークスペアリブBBQハワイ風」(1680円)など、長年の経験が散りばめられたメニューが並ぶ。一方、「ぶりかま塩焼き」(780円)や「ちくわ磯辺揚げ」(380円)などもあり、「うちは気楽な居酒屋ですから」と中村さん。来店客のリクエストから生まれた「特製まいう~メンチカツ」(780円)は、「肉の旨味が最大限に引き出され、良質な油で揚げてあるため、胃にもたれない」と好評で、「豚挽き肉とニラの焼飯」(780円)も、締めとしてよく注文されるという。
「一見気難しくて怖そうだ」とよく勘違いされるそうだが、「アルコール類も豊富なので、お酒を飲みながらリラックスし て、料理をゆっくりと楽しんでもらいたい」と中村さんは笑顔で話す。
入り口の看板に趣味のスノーボードも |
来店客のリクエストから生まれた「特製まいう~ メンチカツ」(780円) |
シェフとも会話を楽しめるカウンター席 |
和洋創作料理 山海酒房 |
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