パッタイ(タイ焼きそば)950 円。米の麺のもちもち食感にタクアンとナッツのカリカリ食感が心地よい。隠し味にタマリンドの爽やかな果汁を使用 ※ディナー限定メニュー
かわいいプロヴァンス風の建物で本場のアジアン料理を提供
東武アーバンパークライン鎌ヶ谷駅からすぐ近く、真新しい住宅が立ち並ぶ一角にプロヴァンス風(フランス建築)のかわいらしい外観が目をひくビルがある。2階で2013年7月から営業を続けているのがモンスーン地域を中心に本場のアジア料理を提供する「ピルグリムキッチン」だ。
オーナーの川口さんは大学院卒業後、大学に残って心理学などの研究を続け、一般企業に就職。その後、エスニックレストランチェーンでの勤務を経て、外食産業の面白さを知ったという。興味も手伝って27歳でタイ、ラオス、ミャンマーなどアジア諸国へふらっと放浪の旅に。アジア諸国の風土にふれ、「何もしないでいること」と「そうした時間の大切さ」に気付き、同店のコンセプトが浮かんだという。開店準備を兼ねて仕事を続ける傍ら、幾度となくアジア諸国でのバックパック旅行を続けた。そうした放浪の旅の中、各地で食べ、身に付けた本場の味が、舌の肥えた経営者や近隣のママたちを唸らせている。
店内には漆喰を塗り込めた白い壁に、木の温もりを感じられる手作りの調度品が並ぶ。あたかも、アジアのリゾート地を思わせる落ち着いた雰囲気をかもし出す。グループで使いやすい数人用の個室を2つ、メーンのダイニング10席と合わせ、18坪の店内に24席を用意。靴を脱いで上がる天然木の床や、きちんと部屋分けされた個室が子連れママたちのハートを射止め、ランチタイムはいつも満席だ。「ディナ―タイムは土曜日を除けば、比較的空席があります。狙ってお越しください」と川口さん。近隣に契約駐車場もあるので、来店前に混み具合と合わせて駐車場の位置を確認するのもいいだろう。
ゴイクン(ベトナム生春巻き)500 円。パクチーのたっぷり入ったヘルシー春巻き |
天然木をふんだんに使用し、 あたたかさが心地よい店内 |
ガパオガイ(950 円)。鶏肉のホーリーバジル炒め目玉焼きのせごはん |
プロヴァンス風 デザインの建物 |
ピルグリムキッチン |
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