2014年06月01日 配信

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10テーマ193作品の古典を収録

船橋市教育委員会が3月下旬、学習教材として「暗唱のすすめ」を船橋市こどもホームページ内に開設した。

子どもたちに古典に親しみ、楽しみながら学んでもらおうと教育委員会が独自に作成したもので、船橋市ホームページからダウンロードできる教材になっている。いろはうたに始まり、俳句、短歌、古文、漢文、近代文学や頌歌など、10のテーマから計193点の各作品を文字と音声(朗読・歌唱)で収録している。
音読や暗唱の習慣は、国語の学習において重要視されており、反復練習によって日本語が持つ美しいリズムや響きが脳裏に焼き付くことで、大人になっても忘れない記憶となって残るという。
市では国語の正確な理解や適切な表現能力、国語に対する関心、国語を尊重する態度を育む教育に取り組んでいる。
作成にあたって、朗読・歌唱・演奏・ポスター作成には県立船橋高校放送委員会、市立船橋高校吹奏楽部・文芸同好会の生徒の全面協力を得たという。ホームページ上で気軽にダウンロードできる教材を自治体が製作したのは全国でも珍しく、今後市内の小中学校でも広く使われる予定だ。
同ページは、船橋市公式ホームページ内のこどもホームページより「暗唱のすすめ」を検索。

◆船橋市教育委員会

電話番号 047-436-2802

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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