2013年06月01日 配信
船橋市北部豊富地区で栽培する野菜を「ふなっこ畑」に納品しているのは高橋栄登(ひでと)さん(35)と三枝子さん(28)夫婦。祖父の代から続く花卉や枝物栽培の農家だが、栄登さんが就農をはじめた2年前から直売所への野菜出荷をはじめた。
栄登さんは、大学卒業後カメラ販売大手の企業で10年ほど販売職に就いていた。妻の三枝子さんともその職場で出会った。二人の経験は、「買い手の立場に立った提案」という形で現れる。熟練農家なら自宅用にしか使わないはずの「ブロッコリーの脇芽」。「お弁当にどうぞ」と、ポップをつけて販売したところヒットした。市場出荷では決まったサイズに収まったものだけが評価されるが、顧客に直接提案できる『直売』では二人の経験が活きるのだ。これまでにも、市場出荷の基準には短い花をまとめ、「花束」として販売したり、顧客心理に則した商品提案を行える二人は次々と商品を開発する。
現在は、多品種小ロットの出荷だが「必ずポップをつける」夫婦の商品は人気が高い。ふなっこ畑では、トマト、ジャガイモ、ダイコン、トウモロコシ、ネギ、キャベツ、レタスなどの野菜とアジサイ、アスター、ケイトウなど観賞用花卉も出荷する。
◆ふなっこ畑
住所 | 船橋市行田3-7-1 |
電話番号 | 047-439-3061 |
営業時間 | 9:30~18:00 |
定休日 | 火曜日 |
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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