2013年04月01日 配信

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公民館に大相撲パンフレットを設置する謎の人物、
その目的とは!?


福島県南相馬市出身の斎藤さん、昭和35年神田岩本町の紳士服メーカーに勤務していた頃、営業の合間に「せっかく東京で働いてるんだから」と、相撲部屋を訪れた。「当時、春日野部屋を継承していた栃錦親方にちゃんこを腹いっぱいごちそうになった」事がきっかけで大の相撲好きになったという。以降、仕事の合間をぬっては大相撲観覧に出向くようになったのだ。


平成10(1998)年頃からは、相撲博物館に通うようになり、毎回パンフレットを20~30枚もらってきては大切に保管してきた。「地域の相撲好きなお年寄りの為に」と、2年ほど前から二和公民館に毎月2回のペースで「相撲博物館」の企画展パンフレットを設置するようになった。同館の館長も「地域の方々の役に立てば」と、「快く許可してくれた」と、人懐っこい笑顔で語る斎藤さん。


多くの人に相撲の楽しさを知ってもらいたいと、数年前から開始した相撲部屋見学ツアーも好評だ。これまでに60 ヶ所以上を訪問したというツアーには、平均4人程度が参加する。過去に、1人しか参加者がいなかった時でも休まずに開催したというのが斎藤さんらしい。


また、最近は自宅の一室を「ミニ相撲資料館」として開放する取り組みも始める。これまでに集めてきた「北の富士」「榛名富士」「栃光」「千代の富士」など歴代の名力士たちのサイン色紙10 数種類に相撲博物館で収集してきたパンフレットコレクションを展示する。相撲コレクションの一角に「吉永さゆり」さんの往年の生写真と10種類以上のサインが並んでいるのも興味深い

【プロフィール】
福島県相馬市生まれ
国技・大相撲愛好会で本場所・稽古場見学などを主催

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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