2013年03月01日 配信

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高根公団を中心に、船橋市内の人物を7年に渡って撮り続けた話題の写真集「団地のポートレート」をご存知だろうか?団地住民への愛情がいっぱいぬい詰まった写真61枚でつづられた「船橋の今」を感じられる異色の写真集だ。

写真を撮影しなとは永幡幸光さん。写真を撮り始めたのは定年退職を機に「何かを始めよう」と、俳句や絵画」も考えたが「モノになるまでに10年はかかりそうだ」という理由で写真を選んだ。写真の会に所属して、カメラを片手に街に出た。風景写真や花を撮る仲間が多い中で「人がやらないことをやろう」と人物写真に特化した。最近は、プライバシーや個人情報の問題があるので人物写真の前に必ず話しかけが必要となる。出会った人との会話を楽しみながら写真を撮るのが毎日の楽しみで、日課になったという。

写真集のページをめくりながら永幡さんは「この人は商店街でも有名な~」「この写真は~で~」と一枚一枚の写真を撮影した時間と場所、被写体との思い出などを語る。そんな話をする時のキラキラした目や表情から永幡さんの人柄がうかがえる。この写真集は、永幡さんの体や人生の一部といっても過言ではないのかもしれない。「プロはこんな写真撮りませんよね」「背景がわかる程度にぼかして撮るのがポイント。今は無くなってしまった建物なんかも記録として貴重なんですよね」と写真に関する話は一向に尽きない。地域の移り変わりや生活のにおいをありのままに残した「団地のポートレート」(冬青社2800円)気になりませんか?

【プロフィール】
昭和12年 横浜市生まれ
昭和35年 東北大学経済学部卒業
日産化学工業入社
平成12年 写真をはじめる
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