2013年01月01日 配信

 

障がいを持った人とその家族専用の水泳クラス
「ひまわりコース」が開設から10年をむかえた

医学とスポーツの融合を考えて設立されたスポーツクラブ「メディカルスポーツプラザ」で障がいを持った人とその家族専用のクラス「ひまわりコース」が設定され12年をむかえた。記録会への出場や、市民大会での上位入賞など一定の成果をあげていることから関係者の間で口コミを中心に評判を呼んでいる。

「ひまわりコース」という名前は、「ひまわりの様に真っ直ぐに、伸び伸びと育って欲しい」という願いを込めて名付けられたという。「プールは、単に筋肉を刺激するだけが目的ではなく全身を動かすことにより内蔵の動きが活発になり、情緒の発達も刺激され生き生きと積極的になるという作用もあります」と、同コース担当の金井さんは語る。「一緒に水泳をする事で親子の絆も強くなり、これまで以上に心のつながりが強くなるのを実感できます」とも。

当初は、障がいのあるなしに関わらず同じクラスで水泳を教えていたという同社。障がいの特徴によって一様に同じ指導方法で教える事が難しい場合もある事から特別クラスの設定をはじめた。「腕が大きく動かせない」とか「人よりも覚えるのに時間がかかってしまう」など個々の特徴を理解・把握した上で指導を行ってゆくのが「ひまわりコース」の特徴だという。

金井さんによると「この近隣には障がいを持った人向けに教える水泳のスクールが全然無いと聞いている。私たちは、仕事を通じて社会貢献をしてゆきたい」とひまわりコース開設の意気込みを語った。開設当時から同コースに通っている伊島大吾さん(32)と、母の悦子さん(58)は、「特徴を理解してくれ、それを活かしてゆこうという姿勢の指導がうれしい」と笑顔を見せる。

同コースは、毎週土曜日12時30 分から13時30分の1時間。対象となるのは、生後6ヶ月の乳幼児から成人まで。月会費は、8、900円で初回のみ入会金6、300円が必要となる。

◆メディカルスポーツプラザ

会場/船橋市丸山4-52-10
TEL/047(439)0051

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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