2012年10月01日 配信

顧問/春日淳さん・高下輝吉さん 部員数/44人 平成24年度船橋市総合体育大会Aブロック優勝

全員一丸となってつかんだ勝利 粒ぞろいの選手が試合を決めた


実に3年ぶりの市内大会優勝。県大会ではベスト8まで勝ち残った。「県大会で勝ち残るよりも市内大会で優勝する方が難しい」と、関係者がもらすほど市内の野球レベルは高い。

この夏、そのハイレベルな市内大会を制した宮本中学校野球部。「目立った選手はいないが、総合力と結束力で勝負するチーム」と、顧問の春日淳先生。

「制球力があり変化球とストレートで勝負する2年生の佐々木くん」と、「スピードのあるストレートで相手打者を翻弄する3年生の村井くん」という2人のピッチャーを使い分け、厳しい戦いを勝ち抜いた。また、打の要・朝比奈くん(3年)は器用なバッター。相手ピッチャーを翻弄し試合展開を有利に導いた。ファーストを守った策士・佐藤くん(3年)が仕掛けたバントは攻撃の起点となった。さらに、総力を挙げて挑んだ試合では、唯一の左ピッチャー2年生の長谷川くんの放つインコースの直球に救われたと、春日先生は振り返る。冬の時期には毎日500本の素振りを欠かさなかった。「優しい子が多い。5~7月の練習試合ではあえて『絶対負けるな』と気を引き締めて臨んだ」と精神面の強化を図ったという。試合に出る子も出ない子も一つになって闘えたのが宮本中学校野球部の勝因だろう。


 

 

 

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