市内で発生する交通事故を減少させるため様々な取組みを行っている船橋交通安全協会。
交通安全協会と市民生活のかかわりとはどのようなものなのだろうか。同会から子供たちへの思わぬプレゼントとは?
社団法人船橋交通安全協会 会長 鈴木介伸 氏
交通安全協会とはどのような組織なのですか?
財団法人や社団法人といった法人で設置されている例もあるが、交通安全協会の多くは任意団体で警察署単位に設置されています。
県内で法人格を持っている交通安全協会は当会を含めて全部で7つあります。
また、季節の交通安全運動や運転免許証の更新、申請書や収入証紙の委託販売事業、防犯グッズの販売や自転車安全運転講習などの実施と幅広い範囲の事業を行っています。
市民生活との関わりは?
身近なところでは、毎年小学校入学の新1年生に黄色いランドセルカバーを配っているのが、交通安全協会です。
目立つカバーでドライバーに注意を促すとともに、学校にお届けする際、校長先生や地域住民とのコミュニケーションをとることにもつながっております。
市内で縁の深い場所は?
文献によると天保(江戸時代)の頃には先祖が船橋に住んでいたようです。
海老川沿いの本町3丁目で青果市場を経営していたため、小さい頃は、船橋大神宮の裏山で遊んでいました。
また、行田の無線塔(現在の行田団地内)まで遊びに出かけていたのを覚えています。
今後の目標は?
今後の当協会を担ってゆく人材の育成など後継者世代が急務です。
また、昔より少なくなりましたが、現在でも交通事故死亡者は、全国で4611人。
県内でも2月7日現在、死者27人と多くの命が犠牲になり、死亡事故の多い都道府県ワースト1という不名誉な地位にあります。
これらを少しでも減らすことにこれからも力を尽くし、「事故のない街・船橋」を目指して地域密着活動を続けてゆきます。
鈴木介伸(すずき すけのぶ) 昭和18年4月船橋市生まれ 本町小学校卒 昭和41年3月 法政大学卒業 昭和41年4月 株式会社船金 取締役就任 平成10年 青果事業撤退 平成10年 有限会社スミレ商事 代表取締役就任 平成11年5月 (社)船橋交通安全協会副会長就任 平成21年5月 同会長就任 |
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